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具体的な行動計画

(1)ここでは「食」がおもしろい




2.新しい鳥取の味



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取り組みの方向性

     料理は、素材そのものを味わうシンプルなものから、いろいろな素材を組み合わせたり調理方法を変えたり、工夫を凝らすことで幾通りものレシピができます。本県の特産品である白ネギや、マグロ、モサエビ、ブロッコリー、ながいもなどを使って、関係者の方々の研究成果として、今や様々な新しい鳥取の味が誕生しています。
     今まであまり漁獲量がなかったため、地元でほとんど食べることがなかったサワラは、新しい食材として今注目を浴びています。また、ずっと以前からある県内の野菜やお米、果物などの食材も、新しい料理方法がどんどん生み出されています。
     新しい味の探求は、生産、加工、流通、販売などあらゆる関係者の連携協働がなければ誕生しません。新しい鳥取の味の探求は、地域の活性化につながります。
     
     鳥取市内東部の外食産業者が県特産のモサエビ5匹を使ってカツにし、イカスミを練り込んだバンズにはさんだ「モサエビバーガー」

     
     
     
     
     


取り組み事例


プロジェクト発のB級グルメ「琴浦あごカツカレー」

 琴浦町内の9号線沿いを「琴浦グルメストリート」と位置付け、エリア内の商業・観光活性化を目指すための「琴浦グルメストリートプロジェクト会議」(22年1月)が立ち上がりました。3月16日にはそのプロジェクトの構想発表と、プロジェクト発のB級グルメ第一弾「琴浦あごカツカレー」の試食会が開催されました。
 赤碕港で取れた「あご(飛び魚)」の「カツ」にして、琴浦町産の農・畜・水産物を使い、あごだしをベースにしたカレーに仕上がりました。あごだしのきいたカレーはまろやかで、あごカツは魚が苦手な子どもでもパクパクと食べられます。
 今後も、琴浦の豊かな産物を材料とした第二弾、第三弾の発表会が続きそうです。近いうちに「琴浦グルメストリート」は、鳥取の新しい味でてんこ盛りとなりそうです。




堂々、主役の白ねぎです。 白ねぎ料理研究会の「将軍鍋」


( JA鳥取西部ホームページより http://www.jats.jp/ryouri/negi/negi-4.html )

 西日本一の栽培面積を誇り、県西部地区の特産品である白ねぎの消費拡大を目的として、様々な白ねぎ料理の開発と普及に取り組む「白ねぎ料理研究会」。
 白ねぎは鍋の季節には欠かせませんが、薬味などの脇役だけでは実にもったいない。そこで、白ねぎを主役の「将軍」に見立てた、寒い冬にぴったりの一品が誕生しました。




平成22年度当初予算での県の主な取り組み・支援策


とっとりオリジナルメニューづくり支援事業〔食のみやこ推進課〕


県産食材を使った料理メニューの開発やPR等の支援をします。

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ご意見・お問い合わせは

鳥取県商工労働部兼農林水産部市場開拓局食のみやこ推進課
住所 〒680-8570鳥取県鳥取市東町1丁目220
電話 0857-26-7835 ファクシミリ 0857-21-0609
E-mail syokunomiyako@pref.tottori.jp