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具体的な行動計画

(2)ここではあたたかい「食」が人を育てる




8.料理を作る



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取り組みの方向性

     特に若い人たちの「調理能力」が低いといわれます。子どもの頃から勉強や塾、習い事で忙しく、また大人になっても仕事などに追われて、食事を作る能力を鍛える機会があまりないのかもしれません。
     ピザ、菓子パン、インスタント焼そば、ドーナツ、菓子・・・。ある研究者は、一人暮らしの大学生のこういった食事を携帯電話で撮影して小学生に見せ、食改善のための「反面教材」として活用しているのだそうです。
     今からでも遅くありません。「調理能力」を身に付けましょう。男女共同参画やワーク・ライフ・バランスのヒントも、こんなところにもありそうです。


取り組み事例


楽しく料理を学び、心も身体も健康に〜成実クッキングサークル(米子市)〜

 「家庭的な料理を学びたいと日々がんばっています」と笑うのは米子市の「成実クッキングサークル」代表の足立さん。同サークルは、料理を愛する男性たちの同好会。毎月1回のペースで公民館などに集い、調理実習を行っています。皆で分担して野菜を刻んだり、魚をさばいたり、手際よく調理して見事男の料理の出来上がり。「早速家でも作って、家族に振る舞いたい」と足立さん。 「料理を通じ、人が仲良くなれる会でありたい」と皆さんの笑い合う楽しい調理実習は続きます。




平成22年度当初予算での県の主な取り組み・支援策


米飯ごはんを広め隊事業〔食のみやこ推進課〕


夏休み期間中に小学生が朝ごはんづくりに取り組む家庭の実践支援をします。


県産食材を使った料理教室等への支援〔食のみやこ推進課〕


自治会等の料理教室への講師派遣(「旬」の料理教室「食の匠」派遣事業)、(社)鳥取県栄養士会による料理講習会、料理開発の支援(美味しい郷土料理普及推進事業)、鳥取県調理技能士会、(社)鳥取県調理師連合会による自治会等での料理講習、発表会の支援(調理の技普及推進事業)など。

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ご意見・お問い合わせは

鳥取県商工労働部兼農林水産部市場開拓局食のみやこ推進課
住所 〒680-8570鳥取県鳥取市東町1丁目220
電話 0857-26-7835 ファクシミリ 0857-21-0609
E-mail syokunomiyako@pref.tottori.jp