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具体的な行動計画

(1)ここでは「食」をつくる人が一番偉い




1.生産者と消費者をつなぐストーリーづくり
(1−2)交流・生産体験、グリーンツーリズム



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取り組みの方向性

     「生産者と消費者のいい関係」づくりには、生産者が自らのストーリーを消費者に伝える取り組みとともに、消費者が生産の現場を身近に知り、体験することによって理解を深めることも有効な手段です。
     交流の対象は生産者だけに限りません。食品製造業や流通業の現場を知ることも重要です。県外との交流、県内での交流など、生産(製造・流通)者と消費者の交流を促進することによって、ともにお互いの現場を知り、相互の支え合いを確立しましょう。


取り組み事例


鬼入道グリーンツーリズム(鳥取市鹿野町)


( 鬼入道HP http://outdoor.geocities.jp/tottorigt/kindex.html )

鬼入道は鹿野町の末用川の最上流にある70人あまりの村人が暮らす集落、村のほとんどは山林原野です。村のたたずまい、住む人たちのぬ温もりも、まさに「ふだん着」の村です。
 ここで、都会にはない鬼入道の自然環境の提供を最大の特徴として
 農家の自立と活性化を図り、鬼入道が綺麗になることを目指して平成14年から都会の親子や大学生の受入を始めました。
 今では、鬼入道の米のうまさを実感してもらうお米の親戚(棚田オーナー)は約20軒、体験常時受入農家5軒で、農林業の体験や人々との交流を通して心身を元気にする「新しいタイプの旅」、つまり親戚の里帰りのような感覚を大事にして都会の方の受入を実施しています。




鳥取二十世紀梨援農ボランティア

                                        農作業支援ボランティア活動を通じて農業の理解を深め、都市と農村の交流を促進していくことを目的とした「猫の手援農隊」が「ゴールド二十世紀梨」の収穫を支援するモニター企画が21年9月に実施されました。 




米子市 「大人達の社会見学」


( 米子市観光協会ホームページより http://yonago.sanin.jp/p/monthly/16/01/ )

米子市観光協会では、「大人達の社会見学」として産業施設を巡るツアーを企画しています。「米子市水道局」、「サントリー天然水(株)奥大山ブナの森工場」、「大山乳業農業協同組合」などで、食品加工の製造ラインなどを見学でき、好評を博しています。




平成22年度当初予算での県の主な取り組み・支援策


グリーンツーリズム普及促進事業〔観光政策課〕


近年観光客のニーズが多様化している中で、田舎暮らしや農業体験、自然体験等のグリーンツーリズムに対する関心が高まっており、県内の受入体制(体験型メニュー及び受入農家数の増加等)の整備促進を図る。


鳥取砂丘地域振興事業〔東部県民局〕


砂丘観光は団体客が中心で、個人やグループ旅行者に対応した内容が不十分である。そこで隣接するらっきょう畑等の鳥取砂丘の埋もれた資源を活用した砂丘観光の新たな魅力づくりを進め、集客数や砂丘滞在時間を増やすとともに、特産物等の販売促進など砂丘及び周辺地域における経済効果の拡大を図る。


鳥取へIJU!アグリスタート研修事業〔経営支援課〕


(財)鳥取県農業開発公社が、県内での就農又は農業生産法人等への就職を希望するIJUターン者等を農業研修として雇用し、農業法人等を受入咲とした技術習得のための実践現地研修を実施することにより、農業法人等の雇用拡大及び新規就農者確保育成の円滑化を図ります。

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ご意見・お問い合わせは

鳥取県商工労働部兼農林水産部市場開拓局食のみやこ推進課
住所 〒680-8570鳥取県鳥取市東町1丁目220
電話 0857-26-7835 ファクシミリ 0857-21-0609
E-mail syokunomiyako@pref.tottori.jp