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具体的な行動計画

(1)ここでは「おいしい」から人が集まる




1.イメージ戦略(ブランド戦略)



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取り組みの方向性

     本県は自然が豊かであり、その豊かな大地の恵みである四季折々の新鮮な農産物・林産物や、日本海で捕れる水産物、また雄大な山々から流れてくるおいしい水など「いい素材、新鮮な素材」が豊富にあります。
     しかし、「いい素材、新鮮な素材」は、日本中いたるところにあるのも現実です。境港のクロマグロ漁獲量はこの数年(平成17〜19年)全国1位で推移していますが、依然として「マグロの一本釣り」(青森県大間町)の方が知名度が高いように思われます。
     日本一の消費量を誇るカレールー(全国の県庁所在地を調査した総務省「家計調査」による)では、市民グループの活動を中心に「カレー王国鳥取」への取り組みが盛り上がってきています。これは、カレーという最も日常的で大衆的な「食べ物」に「カレーの消費日本一」という要素が加わり、そこから様々な活動が生まれ、今や鳥取が誇るブランドとなりました。
     他との区別化を図るためには、産地のそして産物のストーリー性(ブランド力)が必要です。「鳥取といえばカレー」「境港といえばクロマグロ」など、聞いただけでもよだれが出そうな、食べに行きたくなるようなブランドを生み出しましょう。


取り組み事例


後醍醐天皇縁の港まち「御来屋」の漁師料理

 大山町では、後醍醐天皇縁の地として知られる「御来屋(みくりや)漁港」と特産品の板ワカメやサザエなどを使った漁師料理をツアー企画しています。その地域の歴史と日本海の幸と当地独特の家庭料理を結びつけ、「潮の香りと歴史ロマン漂う漁師まちの家庭の味」をコンセプトに、大都市に向けた消費拡大を図っています。




平成22年度当初予算での県の主な取り組み・支援策


食のみやこ鳥取県づくり支援交付金〔食のみやこ推進課〕


食のみやこ鳥取県のイメージアップや特産品化・ブランド化につながる民間等の取組へ支援します。


県産牛肉販売強化支援事業〔食のみやこ推進課〕


県内牛肉販売強化のための県産牛肉のPR活動へ支援します。


県産魚ブランド発信事業〔食のみやこ推進課〕


県産魚販売、消費拡大のための県産魚のブランド発信やPR活動へ支援をします。


食のみやこ鳥取県inニューヨーク推進事業〔市場開拓課〕


米国ニューヨークは、世界経済・情報発信の拠点であるとともに、ニューヨークでの販売が日本国内でのブランド力向上に効果があります。そのため、ニューヨークにおいて、鳥取県の美味しく、安全・安心で魅力ある食品等をPRし、県内事業者に米国市場開拓の機会を提供することにより、打って出る「食のみやこ鳥取県」を推進します。

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ご意見・お問い合わせは

鳥取県商工労働部兼農林水産部市場開拓局食のみやこ推進課
住所 〒680-8570鳥取県鳥取市東町1丁目220
電話 0857-26-7835 ファクシミリ 0857-21-0609
E-mail syokunomiyako@pref.tottori.jp