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具体的な行動計画

(1)ここでは「おいしい」から人が集まる




3.観光、名物料理



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取り組みの方向性

     人々の暮らしが物質的にも精神的にも豊かになり、近年、消費者の嗜好は多種多様化してきています。旅行にしてみても、従来型の観光資源に頼った観光だけでは、目の肥えた旅行者のニーズに十分応じることができなくなっています。
     しかし、どんなに旅行者のニーズが多様化しても、旅行で欠かせないのは「食」です。旅行の最大の楽しみは、何と言っても、行った先々のその土地の食べ物です。
     地域の風土や文化に根ざしたその地域の食べもの、食材、食べ方などは、その地域の人々にとっては普通のことですが、旅行者にとってはとても新鮮に映るかも知れません。地域の普通の料理・食材が、付加価値を付けることで名物料理に変身する可能性は大です。
     これからは、地域の歴史や文化・風土・食べ物などその魅力を一番よく知っている地域で暮らす人が都会に向けて旅行や観光の企画を発信していくことが、その地域に元気を与え、活力を与える一つの方法となるでしょう。


取り組み事例


智頭町の”新名物”ここに誕生!町内産グルメの結集で観光客をおもてなし


( (智頭町HP http://cms.sanin.jp/p/chizu/kankou/taberu/chizuben/) )

 平成21年10月、智頭町中の”うまいもん”をギュッギュッと詰め込んだ新グルメが誕生。それがコチラ、「ちづべん」です。
 誕生のきっかけは、住民主体で町おこしのアイデアを提案していく「智頭町百人委員会」の商工・観光部会。江戸時代、諸藩の監察にやってくる幕府の役人「巡見使」を菓子や料理でもてなしたという資料が石谷家住宅から発見されたことをヒントに、地元の食材をふんだんに使ったお弁当を作って智頭町観光の機運を盛り上げようという提案が出されました。同部会では、「智頭弁」食キンググループを起ち上げ、町の特色を色濃く出せるメニュー、容器、販売価格等の検討を重ね、幾度も試作、試食を繰り返して、ついに完成。その後、新たに智頭町産コシヒカリの美味しさを実感できるシンプルな「おにぎり弁当」も作成。
 智頭町の新たな名物をぜひご賞味あれ!!
 




平成22年度当初予算での県の主な取り組み・支援策


とっとりの新名物料理開発事業〔食のみやこ推進課〕


名物料理開発プロデュースによる意欲のある市町村を対象としてご当地グルメの開発、PRの支援を行います。


西部発食のみやこ鳥取県 ここに行けば大山・中海・境港のものが食べれるプロジェクト推進事業〔西部県民局〕


鳥取県西部の豊かな自然に恵まれた美味しい食材を利用した「地元食材を美味しく食べさせてくれるお店」を増やし、観光客等へ紹介しやすい環境を整え、県西部の食の豊かさを県内外へPRします。

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ご意見・お問い合わせは

鳥取県商工労働部兼農林水産部市場開拓局食のみやこ推進課
住所 〒680-8570鳥取県鳥取市東町1丁目220
電話 0857-26-7835 ファクシミリ 0857-21-0609
E-mail syokunomiyako@pref.tottori.jp