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具体的な行動計画

(1)ここでは「食」がおもしろい




3.食で地域を盛り上げる



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取り組みの方向性

     誰でも参加することができる共通の話題は何でしょう。それは「食」です。初めて会った人同士でも、世代が違っても、食べる話には事欠きません。話が弾めば必ず笑顔になります。「食」は、誰もが親しみやすく関心のあるテーマです。
     企業を誘致したり、テーマパークを誘致する地域の活性化策もありますが、「食」で様々な活動が広がる、ソフトなまちおこしにも注目です。
     「食」の切り口は、あらゆる可能性を秘めています。皆さんが持っているアイデアを出し合って、私の、そしてあなたのまちを盛り上げましょう。 


取り組み事例


鳥取市で「B級グルメフェスタ」、さらに大山で「とっとりバーガーフェスタ」開催!


 鳥取市の中心市街地に、近畿・中国地方のB級グルメが集まった食の祭典「鳥取B級グルメフェスタ2009」が10月に開催されました。鳥取からは「とうふちくわのランチパック&スイーツ」と「鳥取カレー鍋」が出場。どの出展テントも長蛇の列、鳥取駅南口公園に1万2500人が集まり、県民の関心の高さを実感しました。
 さらに、11月には紅葉のきれいな大山桝水高原で、県産の豊かな食材に工夫を凝らした名物グルメ・ご当地バーガーを一同に集めた「とっとりバーガーフェスタ」を開催され、県内外から19店舗のバーガーが集結し、2万人の来場者であふれました。
 鳥取から、新たな食の、B級グルメのムーブメントがおきています。これからの展開が楽しみです。 




おじいちゃん、おばあちゃんのごっつおが食べたいなあ

                                         家庭に眠っている鳥取の食を掘り起こそうと、「ごっつおコンテスト」が21年9月に実施されました。「古きをたずね新しきを知る」、食をただ単に栄養をとるだけではなく、その背景にある家族の絆や歴史が織り込まれた「食」の奥深さ、そして鳥取の食材の豊富さや質の良さを改めて実感することができるコンテストとなりました。




自分たちが楽しいと思う取り組みを NPO「三国湊魅力づくりPJ」(福井県坂井市)


( 月刊「地域づくり」 2008年9月号より )

NPO「三国湊魅力づくりPJ」は、「地域資源の活用」「食の安全」「環境問題」を主要テーマにまちづくりに取り組み、大きな成果を挙げています。
 三国町では以前からもまちづくりの取組みが行われていましたが、盛り上がりに欠けていました。そうしたなかで数人が立ち上げたのが「三国湊魅力づくりPJ」(代表西澤氏)。このPJが大きな飛躍を遂げるきっかけは、2004年に福井県の「地域ブランド創造活動推進事業」に採択され、その支援により「三国バーガー」と「ジェラート」の開発に成功したこと。三国バーガーは、県産牛肉や花ラッキョウを使い、ジェラートも添加物を一切使わず、旬の野菜や新鮮なミルクにこだわり、イタリアにまで視察に出向いた本格派。「自分たちが楽しんでなければ、来た人も楽しくない」、と現在も活躍中です。




平成22年度当初予算での県の主な取り組み・支援策


食のみやこ鳥取県づくり支援交付金(特別枠)〔食のみやこ推進課〕


食べる楽しみにスポットをあてた取組を支援します。

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ご意見・お問い合わせは

鳥取県商工労働部兼農林水産部市場開拓局食のみやこ推進課
住所 〒680-8570鳥取県鳥取市東町1丁目220
電話 0857-26-7835 ファクシミリ 0857-21-0609
E-mail syokunomiyako@pref.tottori.jp