一覧にもどる

具体的な行動計画

(2)ここでは「食の輪」が広がっていく




5.食のコラボレーション
〜新商品開発・農商工連携など



< 前の項目へ


取り組みの方向性

     「農商工連携」は時代のキーワードの一つです。
     本県の10年後の姿を描いた「鳥取県の将来ビジョン」では、これを”コラボ産業構想”と名づけました。
     「商工業、農林水産業、観光等の各産業が連携し、地域資源の活用等により、1次産業から3次産業までの生産・加工・販売が連携した新産業や新たな価値を創出」することを目指しています。
     鳥取県は、豊かな自然環境のもとできれいな水・空気があります。西部地域では、大山の恵みであるブナ林で醸成された地下水を使った天然水工場があり、豊かな自然の恵みが産業振興へつながっています。
     「食」という地域の資源をさらに活かすためには、新しい発想でいろんな技術と組み合わてみることが近道です。
     コラボ産業から生まれる「コラボ食品」を数多く生み出し、食に関する引き出しを増やす、「食の引き出し増加プロジェクト」を展開しましょう。食の持ち駒を増やし、どんどん攻めましょう。


取り組み事例


「養生の郷食料産業クラスター協議会」 新たな「コラボ食品」続々開発


( 平成20年6月23日付日本海新聞、養生の郷クラスター協議会ホームページより(写真も) http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/3891/cluster-index.html )

 倉吉市の「養生の郷食料産業クラスター協議会」は、農林水産省の支援を受けて、「食料産業クラスター事業」を展開しています。この事業は、地域の食材や技術を結びつけたり、産官学の結びつきを通じて付加価値の高い商品開発、地域のブランド作りを目指す取組みです。
 これまでに、二十世紀梨ドリンク、梨ワインや梨スパークリングワイン、ドングリ(韓国語でトトリ)で育てたトトリコ豚を使った「トトリコロッケ」などを開発し、平成20年度は「二十世紀梨缶チューハイ」、「コラーゲン入りわかめ餅」、「ラッキョウ卵黄」を開発しています。
 クラスター事業は、”コラボ産業構想”の核になる可能性を秘めています。




平成22年度当初予算での県の主な取り組み・支援策


とっとりオリジナル加工品づくり支援事業〔食のみやこ推進課〕


地元食材を用いた加工品開発と販路拡大への支援等を行います。


県特産品コンクールの開催〔食のみやこ推進課〕


特産品の開発・PRを促進するため、県内加工業者が製造した鳥取らしい加工食品のコンクール、表彰を実施します。

▲ページ上部に戻る


< 前の項目へ

一覧にもどる


ご意見・お問い合わせは

鳥取県商工労働部兼農林水産部市場開拓局食のみやこ推進課
住所 〒680-8570鳥取県鳥取市東町1丁目220
電話 0857-26-7835 ファクシミリ 0857-21-0609
E-mail syokunomiyako@pref.tottori.jp