当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:計画調査費
事業名:

鳥取砂丘景観再生事業

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文化観光局 東部県民局 県民課鳥取砂丘担当  電話番号:0857-20-3657


トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
21年度予算要求額 8,703千円 11,599千円 20,302千円 1.4人 0.0人 0.0人
20年度当初予算額 7,461千円 11,266千円 18,727千円 1.5人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:8,703千円  (前年度予算額 7,461千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業の目的

 鳥取県のシンボル、鳥取砂丘を皆で大切に守り、利用し、未来に引き継ぐことを目的とする「日本一の鳥取砂丘を守り育てる条例(平成20年10月21日公布)」の理念に基づき、民間と行政で構成する鳥取砂丘景観保全協議会が行う鳥取砂丘の景観再生・保全の取り組みに対して支援し、もって鳥取砂丘の優れた環境、景観を次世代に引き継いでいく。

2 事業概要

 鳥取砂丘景観保全協議会が行う下記の事業に要する経費を県、鳥取市が各1/2ずつ負担する。

    (1)砂丘景観の保全・再生に関する事業【継続】(11,589千円)
      ア 砂丘全域を対象に、草が種子を散布する8月下旬頃までに除草を実施する。                              (ha)
    区分
    H21計画
    H20計画
    備 考
    機械除草
    25.4
    32.6
    トラクタ耕耘等
    人力除草
    80.7
    71.9
    ボランティア除草等
    スリバチ整備
    4.4
    4.4
    機械による人力除草
    110.5
    108.9
      イ 砂移動処理
        鳥取砂丘の主要な玄関口である鳥取市営駐車場の木製階段の登口付近は、冬季の強い北西季節風により砂が異常に堆積して通行の支障となるため、この砂を砂丘側へ移動処理する。
区分
H20
H19
H18
H17
H16
機械除草
20.3
42.6
44.7
60.2
52.8
人力除草(委託分)
39.4
33.2
39.5
39.1
33.6
ボランティア除草
44.8
28.7
20.3
16.0
12.0
スリバチの整備
4.4
4.4
4.4
4.4
4.4
108.9
108.9
108.9
119.7
102.8
 鳥取砂丘の自然の姿を再確認し、保全事業にフィードバック・活用するため、以下に関する調査等を学識経験者等で構成する「調査研究会」に委託して実施。
   ア 除草モニタリング調査・植生状況の現地調査
   イ 砂の移動に関する基礎調査
   ウ 鳥取砂丘景観保全調査報告書の作成【臨時】
                           (うち1,007千円)
  <活用方法>
   ・植生変化の数値的把握と砂丘植物の維持・保護
   ・除草計画(時期、範囲、手法)の策定、効果検証
   ・海側と陸側からの保全再生の協働・連携
   ・砂丘景観保全・再生に関連する活動の情報発信
   ・砂丘景観と地質学的資源の保全  等
(3)新たな研究分野に対する対応【新規】(2,000千円)
  「日本一の鳥取砂丘を守り育てる条例」を総合的かつ効果的に推進するため、景観のあり方等、多岐に渡る分野の調査研究を行う。
ア 鳥取砂丘を取り巻く環境の変化
 外来種の侵入、砂丘前面での海岸浸食の進行、県民・観光客等の鳥取砂丘(の環境保全)に対する意識変容等、砂丘を取り巻く環境は大きく変化。

イ 多岐に渡る分野の調査研究を行う必要性、緊急性
  新たに制定された「日本一の鳥取砂丘を守り育てる条例」の「鳥取砂丘」は、従来、鳥取砂丘景観保全協議会・鳥取砂丘景観保全調査研究会が保全・再生に取り組んできた「鳥取砂丘」よりも広範囲。調査研究の連続性(エリア・分野)を考えれば、もっと広範囲に研究の取組みを強化すべき。

ウ 緊急に取り組むべき研究分野(案)
 上記背景・理由から、次のような調査研究は必要不可欠。
 〔保全・再生エリアの拡大に伴う環境保全の観点から〕
  砂の移動や植生の連続性、海浜の生態系、未解明砂丘生態の実情調査・保護

 〔砂丘地形の保全・再生を中期的に取り組むための基礎調査の観点から〕
  波浪による海岸浸食(浜崖)の状況把握、浸食防止策の検討と砂丘地形に及ぼす影響予測調査

(4)事務費(事務用品費、印刷製本費等)(128千円)

3 所要経費   8,703(7,461)千円

                                 (千円)
鳥取砂丘景観保全事業負担金
H21要求額
H20予算額
  保全・再生に関する事業
11,589
11,850
  保全・調査に関する研究
3,389
2,098
  新たな研究分野に対する対応
2,000
  備品購入費(風向風速計)
546
  事務費
128
128
小計
17,106
14,622
鳥取県負担額(県、鳥取市各1/2)
8,553
7,311
標準事務費
150
150
合計
8,703
7,461

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 7,461 0 0 0 0 0 0 0 7,461
要求額 8,703 0 0 0 0 0 0 0 8,703