所要経費 3,500千円(標準事務費 500千円)
※県直事業・・・但し次年度以降国の補助金で措置できるものは振り替える
(1)大山の交通量カウンターの設置→県土整備局で検討
県内主要観光地には設置済みであるが、大山にはなく、正確な動態実数がつかめない。
定点観測をして正確な動向のもとに戦略を立てることが必要
(鏡ヶ成、米子(岡成)など)
(2)観光連携強化の推進 500千円(標準事務費500千円)
大山パークウェイ構想を地元に定着させるための地元との協議及び広域(3つの県にまたがる)連携推進のための連絡調整事務費
ア.ゾーン会議開催(地域5ブロックごとの会議)・・・戦略作り
イ.地域向けシンポジウムやセミナー開催・・・風土の醸造
(3)スローフード特産品戦略 750千円
スローフードのメッカとなる地域を目指し、各地域の自然環境から生まれた特産品をストーリーに載せて売り出す。
ア.食のみやことタイアップした広報宣伝
イ.スローフードロゴの作成と幟制作
ウ.スローフード勉強会の開催
(4)観光客やドライバーに優しい道づくり環境整備 750千円
ア.観光案内看板、統一カラー塗装(ガードレール等)などの
ハード整備 →県土整備局で要求(次年度は調査費)
イ.マップやHPに連動する形での看板等へのQRコード設置
ウ.景観整備活動 (500千円)
大山パークウェイの道路の景観整備
(道路沿いの植栽や展望台の花壇整備等)
(5)連動する観光スポットの広報宣伝及び情報発信
1,000千円
ア.大山パークウェイ物語の広報番組制作(地元CATV等で放映)
イ.首都圏向け観光キャンペーン実施
(6)定住化対策 500千円
二地域居住者の斡旋活動
市町村で行われている定住化対策をこの事業にも組み込む。
ア.エリア専用サイトの整備(週末居住などのための情報掲載)
・二地域居住者向けの地域パック情報の提供
→山村地域の空き家等の利活用及び再活用
イ.エリア内での定住化情報のネットワーク化の連携共有
(1)役割分担
【NPO法人大山中海観光推進機構】
H20内閣府「地方の元気再生事業」に事業申請し採択された。
「大山パークウェイ構想」に関する調査事業・情報発信事業を受託
※内閣府の補助対象事業はソフト事業のみ。
【大山パークウェイ協議会】
官民の広域連携で組織された協議会を9月2日に設立
大山パークウェイ構想の全体計画を策定する機関
H21年度以降の全体計画の実施主体者になる予定
【鳥取県】
道路管理者の立場と県境をまたぐ地域をバインドする立場で大山パークウェイ協議会に参画。
大山パークウェイ協議会会長=鳥取県西部総合事務所長
(2)県の役割
ア.道路管理者の立場で支援(ハード整備含む)
イ.県内の市町村間及び岡山・島根県との連携とコーディネート役
〜鳥取県に訪れる9割がマイカーという現実の中で〜
(1)大山パークウェイ構想とは・・・
ア.コンセプト・・・「道路」の新しい利用の仕方の提案
【従来】 A地点〜B地点の移動や輸送・・・速く&大量&安全&快適
【未来】 生活スタイル、観光スタイルの変化に合わせて、新しい
「道路」の利用の仕方で地域を元気にする。
イ.具体イメージ
・自然の中に共生する「道路」としてリニューアルする。
・訪れる人が大山パークウェイや近隣地域に繋がるサブウェイに
よって、オリジナルな旅が作れるように、情報インフラ整備をする。
(自然・歴史・文化・観光施設・人・物情報が取れるように整備)
・ナビ、QRコード、HP、マップ 等の制作
・案内看板、カラー塗装など ハード整備
ウ.テーマ
スローなドライブスタイル、スローな観光スタイルを提案し、自然との 共生を意識出来るような地域メッセージを届ける。
キーワード:「水」 「地域文化・歴史」 「スローライフ」
エ.未来像
景観が売りのドライブウェーではなく、環境と共生する「道」の新たな楽しみ方や暮らし方を体感できる「道」にする。
(例)産業界とタイアップして 世界初の環境型パークウェイに育てる。
・ハイブリッドカー(プリウス)の似合う道
・ハイブリッドカーの研究開発道路
・健康食品開発の研究エリア
(2)国の採択事業説明
◆採択事業
2008年度 内閣府・地方の元気再生事業
【実施者】NPO法人大山中海観光推進機構
【事業名】「大山パークウェイを座標軸にした地域の魅力アッププロジェクト」
【受託金額】19,832千円
【受託期間】平成21年3月31日まで
◆事業内容
→ 今年度
ア.ソフト調査事業
イ.大山パークウェイ協議会を設立し全体計画策定
→次年度以降(継続事業)
大山パークウェイ協議会が主体となり全体計画を実施