概要・背景
○鳥取砂丘は年間約136万人(平成19年)の観光客が訪れる、本県を代表する観光地。その鳥取砂丘の新たな魅力や楽しみ方を広く県内外へ情報発信し、砂丘を訪れていただく契機を作りだすため、砂丘を活用したイベントを広く民間から公募、実施。
○もって、鳥取砂丘周辺を初めとした県東部圏域観光の促進・活性化に寄与。
事業の内容
鳥取砂丘の新たな魅力を発見する様々なイベントを民間から公募・実施。
実施方式:広くイベントを企画・実施する非営利の団体、個人を公募
【公募要件】
平成21年度に鳥取砂丘新発見伝イベントとして、同一主体による4回以上の実施となるもの(以下「継続イベント」という。)については、当該イベント経費の最低15%を提案者の自己負担(イベント実施収入、協賛金、寄付金、自己資金等)とする。
ただし次の3つの要件を全て満たすものについては、15%の自己負担を5%とし、努力目標とする。
○行・催事のように聴衆や見物客が参加・来場し、主体と客体が一体となって成立する性質のイベントであること。
○興行性が低く、実費負担の参加料や入場料を徴収するのが困難であること(ただし、過去に参加料等をとるなど実績のあるイベントを 除く。)。
○過去のイベントで大量の集客(1万人程度)を上げていること。
なお、この要件は公募・採択時に適用するものとし、イベント実施期間中に悪天候等により予定の集客数が得られない等やむを得ない事情が生じたと認めるものについては、この限りではない。
事業の成果
○県民主導のイベント展開で、新たな砂丘の魅力の認知、定着化→鳥取砂丘イリュージョン、鳥取大砂丘全日本サンドボード選手権大会など
○多くの人(各イベント実施団体、参加者、来場者等)が鳥取砂丘に関心を持つきっかけとなった。また、鳥取砂丘新発見伝とは別に自主開催の取り組みも見られた。
砂丘周辺地域の盛り上がり
○「砂の美術館・第2期展示」が盛況。
○山陰海岸の「世界ジオパークネットワーク」加盟に向けた取り組みの継続→地質遺産の活用という点で、鳥取砂丘新発見伝事業の取り組みが継続してジオパークの取り組みと連動していくことが期待できる。
○2009鳥取・因幡の祭典の開催。
要求内容
(1)鳥取砂丘新発見伝事業負担金(15,000千円)
鳥取県負担金 15,000千円
鳥取市負担金 15,000千円
合計 30,000千円
スケジュール
10月14日 (平成20年度9月補正予算)鳥取県議会での議決
10月29日 鳥取砂丘新発見伝実行委員会総会での議決
11月上旬〜12月下旬 イベント公募期間
12月下旬〜1月下旬 応募イベントの審査、開催イベント決定
2月上旬〜4月 各イベント準備、広報開始
4月以降 各イベント実施