※支援対象の拡大について
法人化を目指して国の水田経営所得安定対策に加入した組織や法人化した組織は、国庫補助事業の対象となってはいるものの、採択枠の制限等により、実際の事業活用が非常に困難な状況が生じている。
そのため、これら組織においては、地域の農地・水田農業の維持の担い手でありながら、そのための必要機械整備等に事業を活用することができず、支障を来たしているという現状が見受けられる。
このような現状を踏まえ、21年度以降においては、法人化を目指さない任意組織に加えて、従前は対象としていなかった水田経営所得安定対策加入組織及び集落営農法人についても、国庫補助事業で対応できないものに限り本事業の対象としたい。
※事業費上限の見直しについて
作業受託組織や集落営農法人の新設の場合、大型機械導入に対応した格納庫の整備が併せて必要になるが、現状の上限事業費(10,000千円/2ヵ年)では、事業を活用しての整備が困難である。
そのため、作業受託組織及び集落営農法人の新設の場合に限り、施設整備を想定し、上限事業費を20,000千円(2ヵ年)としたい。