事業費
要求額:10,528千円 (前年度予算額 7,468千円) 財源:単県
事業内容
1 目的・内容
○青少年に対し、身近な科学を体験・実感する、また、最先端の科学に触れるなどの機会を継続的に提供するとともに、興味関心の度合いや成長段階に応じた施策を講じることにより、科学的思考力を高め、次代を担う人材を育成する。
2 事業概要
(1)「とっとりサイエンスワールド2009」開催事業
【H19〜継続】5,320千円(4,000千円)
・内容:科学の基礎となる数学をテーマに体験型ワークショップなど親子で楽しみながら学べるイベントを実施
・実績(H20):来場者2,400人、22のワークショップ(立体模型、面積の不思議、数独に挑戦!等)
・対象:小学生、中学生とその保護者、県民一般
・実施方法:委託(委託先:鳥取県数学教育会)
※大学教員、学校教職員など県内の数学教育関係者の団体
・日程:H21年8月29日(土)、30日(日) とりぎん文化会館
・経費:委託費4,000千円(講師謝金、旅費、教材費、印刷費等)
【拡充】米子開催 (上記ミニ版を米子でも開催)
・日程:H21年9月 米子市児童文化センター(予定)
・経費:委託費1,320千円
・内容:ワークショップ数は鳥取の1/3程度
<効果>
・楽しみながら親子で科学を学習することができる
・実施側である教育関係者もノウハウ等を学校現場に還元できる。
※算数学は科学の基礎となるものであり、県内全域で開催したい。※対象が小中学生中心であるため県域を越えてイベントに参加することは難しい。
→ H21年度ではまず西部で縮小版を開催し、機運の醸成とノウハウの共有を図ることとしたい。
(2)科学教育振興補助事業
【H19〜継続】2,000千円(2,000千円)
・内容:県内理科関係者による実験教室開催に助成。ネットワークを活用しながら地域や対象に合せて企画実施
・対象:主に小学生
・期日:県内3回程度実施
・実施主体:わかとり科学技術育成会
(県内の小中高校、大学教職員等の理科教育関係者、NPO等からなる理科離れを防ぐ活動を展開する唯一県内横断的な団体)
・補助額:2,000千円(10/10)
(教材費、保険費、謝金、旅費、通信費、使用賃借費、印刷費等)
(3)平成基礎科学財団への賛助会費
【H17〜継続】600千円(600千円)
・内容:財団主催で最先端の研究を行う一流科学者の講演「楽しむ科学教室」を実施(過去4回実施)
「海の物理」 講師:東北大学名誉教授 鳥羽良明氏
・対象:高校生、大学生(理数系に興味のある生徒・学生)
・実施主体:(財)平成基礎科学財団(事務局:東京都)
・負担金:600千円(県民1人当たり1円)
〜(財)平成基礎科学財団〜
○理事長 小柴昌俊(2002年ノーベル物理学賞受賞)
○設立年 2003年
○目的 応用研究だけでなく、基礎科学に光を当て、基礎科学のおもしろさがわかる教育を普及
(4)中・高校生科学ゼミナール開催事業
【新規】<2,000千円>
・目的:「知の拠点」である大学等と連携して、中・高校生が、大学等の研究室や施設で研究者から直接学べるゼミナールを開催。学校の授業とは違った高度で専門的な科学を体験・実感することで、科学への関心と学習意欲を高める。
・実施方法:県内の大学等にカリキュラム設定(企画を公募)と実施を委託
・実施機関:鳥取大学、鳥取環境大学、鳥取短期大学、米子工業高等専門学校
・対象、時期:中学生、高校生、夏休み期間中の2日間程度
・規模:20講座(1大学5講座) 1講座10名程度
・内容:大学等の講師陣が観察、実験、演習等を通じて専門の科学知識・技術を教授。生徒は関心のある講座を選択して受講。 (ロボット工作、科学実験・分析、生物観察、コンピューターグラフィック等)
・経費:委託費2,000千円(100千円×20講座、教材費、補助員謝金、テキスト代等)
・参加費:500円(保険料等)
・その他:実施期間はH21〜22年度の2年間
(5)その他<標準事務費 608千円>
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
7,468 |
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7,468 |
要求額 |
10,528 |
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