事業費
要求額:39,352千円 (前年度予算額 0千円) 財源:単県、基金10/10
事業内容
1 目的
・校庭等の芝生化には屋外活動の推進、子どもの情緒安定などの様々な効果がある。
・しかしながら従来、芝生は高価で管理が難しく、気軽に立ち入りができて親しめるというイメージでとらえられてこなかった。
↓
・現在、鳥取方式の芝生化として、場所に応じて最適の芝生(洋芝、和芝)を選択、併せて、住民(関係者)も参加しながら最も効果的・効率的な維持管理を実施する取り組みが進み、全国から注目を集めている。
・このため、鳥取方式を考案したNPO法人グリーンスポーツ鳥取(GST)と連携し、鳥取方式の芝生化に県として総合的に取り組み、鳥取方式の発祥の地にふさわしい芝生化先進県を目指す。
※GSTのホームページ http://www.greensportstottori.org/
2 概要
子供が自由に運動したり、遊んだりする保育園・幼稚園の園庭、小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の校庭、広場(公園、空き地も含む)の芝生化を様々な主体と連携しながら加速的に進める。
3 事業内容、事業費内訳
(1)県民等への情報発信、普及啓発
○鳥取方式の芝生化を考えるシンポジウムの開催(継続)
・・・・・【1,000千円】
・時期、場所:年度前半、東部地区(コカ・コーラウエストスポーツパーク想定)
・パネリスト:県内外の取り組み者、有識者
・鳥取青年会議所等の民間団体と連携して開催
・県内外へのアピールの場とするとともに、県内の取り組みを促進する契機とする。
○市町村や学校、施設関係者、県民の理解の促進(継続)
・・・・・・【200千円】
・平成21年度に作成した芝生化パンフレットやDVD等も活用し、セミナー、現地見学会も交えて芝生化への理解を促進する。
(2)県施設での芝生化の推進(継続)・・・・・・・・・【363千円】
○GSTと連携して、目的に合致する県施設での芝生化に積極的に取り組み、適切な初期コストで、後の維持管理のしやすい芝生化の導入手法を選択していく。
・新規施設の現地調査経費(GSTに委託) 363千円
なお、県立学校については教育環境課が要求
(3)芝生化の支援 ・・・・・・・・【37,029千円】
○私立保育所・幼稚園及び小中学校を対象に、鳥取方式の発祥の地にふさわしい芝生化に取り組むものへの支援を行う。
・私立保育所・幼稚園の園庭芝生化(安心こども基金10/10)
@1,000千円×20園=20,000千円
・小中学校の芝生化のモデルとなる取り組みへの支援
@2,500千円×5校 =12,500千円
・保育所・幼稚園及び小中学校(合計25箇所)への指導助言
(専門機関に委託、安心子ども基金10/10) 4,529千円
なお、補助対象の学校等は芝生化の子ども達に対する効果検証に協力するものとする(体力、運動能力のデータ収集等)。
※体育保健課要求との連携
(4)プロジェクトチームでの芝生化の促進 ・・・・・・【760千円】
○庁内関係課に加えGSTが技術アドバイザーとして参画したプロジェクトチーム(H21)において、鳥取方式の芝生化の推進に部局横断的に取り組む。
・GSTへの年間アドバイザー契約料 500千円
・事務費等 260千円
4 事業実施による効果
芝生化による青少年・幼児の育成へのプラスの影響(体力・安全性の向上等)、緑化意識の高揚、快適環境の創出等の効果が期待され、鳥取方式の芝生化を契機として次代を担う子ども達を健やかに育む環境づくりが進むとともに、鳥取力創造の県民運動につながっていくことを期待。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
平成21年9月補正予算を措置し、緊急的に取り組む必要のある普及啓発に取り組むとともに、県施設が率先して芝生化に取り組む体制を整えたところ。
これまでの取組に対する評価
GSTとの一定の連携体制は構築されたが、芝生化に対する市町村や関係施設の理解を更に拡げ、鳥取方式の発祥の地にふさわしく芝生の園庭、校庭の良さを最大限に活かせる手本を示しながら、特に学校における芝生化の取り組みを加速させる必要がある。
工程表との関連
関連する政策内容
地域におけるネットワークづくりをはじめとした地域づくり活動の推進
関連する政策目標
行政や民間を問わずそれぞれが自発的にかつ連携して地域のために活発に活動・貢献する社会の実現
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
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要求額 |
39,352 |
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24,529 |
0 |
14,823 |