事業費
要求額:7,127千円 (前年度予算額 6,989千円) 財源:単県
事業内容
1 事業内容
男女共同参画を進めるための理解者やリーダーとなる者を増やすための普及啓発・人材育成及び推進団体等の活動支援を行う。
(1)各種講座(普及啓発)
ア.男女共同参画理解者の裾野拡大
○共同参画時代の自分磨きセミナー
○男女共同参画によるまちづくりフォーラム(新)
イ.男性の理解促進
(2)各種講座(人材育成)
ア.女性のエンパワーメント
(旧)女性審議会委員のためのセミナー
イ.女性の人権尊重推進の支援者養成
ウ.県民等との協働による人材育成
○県民による企画提案型委託事業(新)
エ.行政職員の男女共同参画理解促進
○男女共同参画基礎研修(新)
○職員男女共同参画理解講座(新)
(3)活動支援
ア.活動支援補助金
○男女共同参画団体活動支援補助金
県内の団体が行う男女共同参画を進めるための事業に助成
・補助率:定額
・上限額:10万円×6事業
イ.よりん彩活動支援事業
○公開講座(対象13企画)
県民が企画し、一般に公開して開催する講演会等を支援
・支援内容:講師謝金・旅費、会場使用料
○研修支援講座(対象20企画)
小規模グループで開催する自主学習会等を支援
・支援内容:学習内容の提示、県内講師謝金・旅費等
○若者企画講座(対象4企画)
学生等が主催する男女共同参画推進事業を支援
・支援内容:講師謝金・旅費、会場使用料
○話しの広場(対象24企画)
県民が男女共同参画について話し合える場を提供
・支援内容:倉吉未来中心セミナールーム使用料
○出前講座
自治会・学校・企業などに、よりん彩スタッフを研修講師として派遣
ウ.よりん彩学びのサロン
市町村担当者が男女共同参画に関する理解を深め、担当業務に関する情報交換ができるネットワーク構築の場を提供
2 背景・目的
・男女の人権の尊重と、社会の変化に対応できる豊かで活力ある社会の実現のため、男女共同参画社会づくりが重要課題。
・推進に当たっては、多くの人に受け入れられやすいテーマでの啓発、関係者との協働、キーパーソンの育成、市町村のバックアップが重要。
3 所要経費
項 目 | 所要経費 |
(1)各種講座(普及啓発) |
|
ア 理解者の裾野拡大 | 1,512千円( 1,481千円) |
イ 男性の理解促進 | 494千円( 427千円) |
(2)各種講座(人材育成) | 1,932千円(1,931千円) |
ア 女性のエンパワーメント | 395千円( 231千円) |
イ 女性の人権尊重支援者養成 | 540千円( 1,600千円) |
ウ 県民等との協働による人材育成 | 671千円( 0千円) |
エ 行政職員の男女共同参画理解促進 | 326千円( 100千円) |
(3)活動支援 | 3,189千円( 3,150千円) |
ア 活動支援補助金 | 672千円( 672千円) |
イ よりん彩活動支援事業 | 2,478千円( 2,478千円) |
ウ 学びのサロン | 39千円( 0千円) |
合 計 | 7,127千円(6,989千円) |
※学びのサロンについては、活動推進事業費からの組み替え
4 要求のポイント(前年度との違い)
@単なる知識の普及ではなく、日常の活動に男女共同参画の視点を持って取り組める人を増やしていくため、「地域づくり」の側面から男女共同参画理解を深める講座に力を入れる。
A人材育成の分野で専門性や多様な経験を持つ民間団体等のノウハウを生かすため、県民企画提案型委託事業を新設する。
B行政のあらゆる分野に男女共同参画の視点を反映させるため、職員の男女共同参画に対する理解を促進する研修を関係部局と連携して実施する。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<政策目標>
よりん彩のミッション「男女共同参画に関する県民理解の促進」に向けて
・理解者の裾野拡大
・新たな主体との関係づくり
<普及啓発>
・共同参画時代の自分磨きセミナー(10回シリーズ)
さまざまなテーマで男女共同参画理解を促進。民間との協働事業。
・共同参画時代のパパ力養成フォーラム
男性の意識改革がねらい。ボランティアの企画運営委員を公募して実施。
<人材育成>
・広報担当者のための男女共同参画理解講座
行政職員の意識啓発を目的に、広報課との連携により新規に実施。
・女性相談にかかわる相談員のための講座(基礎編・応用編)
受講者のレベルを分け、対象を絞ることで事業効果が向上。
<活動支援>
・団体活動支援補助金、活動支援事業等の助成制度を活用し、民間活動を支援。
・市町村担当者のネットワークづくりと学びのための「よりん彩学びのサロン」を新設し、市町村との連携とバックアップを強化。
これまでの取組に対する評価
<運営協議会の主な指摘>
・よりん彩主催講座の内容が高度化し、参加者に広がりがない。
・市町村との連携が弱い。
<21年度事業の自己評価>
・事業の重点を、人材育成から普及啓発にシフトすることで、これまでよりん彩事業に未参加だった層の掘り起こしにつながっている。
・男性向けの事業に力を入れたことで、よりん彩事業への男性の参画、協力者の増加が進んでいる。
・事業実施における他部局との連携、民間との協働、企画への多様な人材の参画等のより、新たな主体との連携が進みつつある。
<22年度に向けた課題>
・男女共同参画を地域課題解決の中で捉えられるよう、講座企画に「まちづくり」の視点を意識する必要がある。
・行政のあらゆる分野に男女共同参画の視点を持つため、職員の意識を高める必要がある。
・専門性の高い人材育成は、企画提案型委託事業の新設により、民間の熱意とノウハウを積極的に活用する。
・よりん彩スタッフの出前講座を積極的に進める。
工程表との関連
関連する政策内容
普及啓発
交流活動支援
関連する政策目標
理解者の裾野拡大
新たな主体との関係づくり
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
6,989 |
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要求額 |
7,127 |
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