事業費
要求額:557千円 (前年度予算額 0千円) 財源:単県
事業内容
1 事業概要
知事部局の人事管理システムを警察用に改修した人事管理システムを導入して、人事管理を行うことにより、業務効率を高め県民に対する治安サービス向上を図ろうとするもの。
2 所要経費
システム機器・ソフトの5年保守リース(H23.2.1〜H28.1.31)
H22年度所要額 557千円
(5年総額 16,710千円、年ベース3,342千円、別途、債務負担行為要求)
3 現状等
(1)現状と問題点
ア データの一部を担当者がEXCELファイルで管理しているものもあるが、主は紙ベースで管理しており情報の共有化ができていないことから、人事係と所属の人事記録データ不整合や作業の重複(両者が記録)が発生している。
イ 人事異動作業を紙ベースで行っているため、必要な人事情報の検索に時間を要する等作業効率が悪い。
ウ 人事異動に絡む辞令書の作成・確認作業に時間を要す。
(2)整備方針
ア 上記の(1)アを解消するためには、ネットワークシステムを構築し所属で人事記録を入力できるようにする必要があるが、権限管理等で3千万円以上掛かり費用対効果が薄いため整備を見送り、今後は、手法等について検討する。
イ 上記(1)イ及びウについては、知事部局の人事管理システムを改修することで安価に構築できることから、この2点の解消を目的にスタンドアロン形式で整備する。
4 機能と効果
(1)異動シミュレーション機能
電子データ上で異動のシミュレーションが容易にできることから、人事異動作業が軽減され時間外勤務の縮減が可能となる。
(2)辞令書作成機能
人事異動データを基に自動的に辞令書を作成するため、文言等の確認作業が不要となる。
(3)ペーパーレス
紙での確認作業が少なくなるため、ペーパーレス化となる。
5 構築スケジュール
区 分 | 内 容 |
平成22年6月まで | 仕様書作成、関係部局との協議 |
平成22年7月 | 入札 |
平成22年7月〜11月 | 機器調達、開発 |
平成22年11月〜23年1月 | 試験運用 |
平成23年2月 | 本運用開始 |
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<政策目標>
適切な人事管理を行うことで業務効率を高め県民に対する治安サービスの向上を図るもの。
<取組>
(1)警察職員の人事情報については、一部EXCELデータで管理しているが主に紙で管理しているため、
・必要な人事情報の検索に時間を要し作業効率が悪い
・辞令書の作成、確認に時間を要す
などの問題点がある。
(2)緊急雇用により職員の勤務評定等を除いた情報をデータ入力している。(平成21年11月〜平成22年1月)
(3)職員数 約1,400人
これまでの取組に対する評価
<改善点>
知事部局が導入している人事管理システムを警察用に改修することで投資経費を抑える。また、異動シミュレーション機能や辞令書作成機能等により、より業務効率を高めるもの。紙での確認作業が少なくなるためペーパーレス化にもなる。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
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要求額 |
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