事業費
要求額:4,021千円 (前年度予算額 8,760千円) 財源:単県
事業内容
1目的
(1)ロシア沿海地方とは、2010年5月に友好協定を締結し、幅広い分野における交流を拡大することについて合意したことから、引き続き交流事業を実施することにより両地域間の友好交流関係を発展させることが必要である。
(2)また、ハバロフスク地方とは、2010年11月に友好交流に関する共同声明に調印したことから、ハバロフスク地方との友好交流関係構築に向けても取り組んでいく必要がある。
(3)よって、以下に記載する事業を実施することにより、ロシア極地域と鳥取県との信頼関係を築いていくとともに、鳥取県及びロシア極東地域における「対岸地域のファン」を増やしていく。
2事業内容
(1)沿海地方との交流事業
○鳥取県への受入事業(年度内に3回実施)
- ロシア側から提案のあった青少年環境交流団、青少年サッカー交流団、青少年柔道交流団を受入。
- 県内青少年との共同学習会、交流試合を実施することにより相互理解と友好交流関係を発展させる。
(滞在期間中の貸切バス費用を負担:標準事務費対応)
○沿海地方への派遣事業(8月実施)
- 2010年に、ロシア極東柔道代表団、青少年バスケット交流団を鳥取県に受け入れた。
- 2011年は、沿海地方に鳥取県青少年柔道交流団及びバスケット交流団を派遣し、交流試合及び合同練習を実施し、相互理解と友好交流関係を発展させる。(渡航費の1/2を負担)
(2)ハバロフスク地方に対する鳥取県PR事業
○ハバロフスク地方における鳥取県PR事業(6月実施)
広報課の「写真ライブラリー」及び市場開拓課の民芸品展示会をハバロフスクにおいて実施し鳥取県をPR。(標準事務費対応)
○ハバロフスク地方からのマスコミ関係者招聘(10月実施)
ハバロフスク地方のマスコミ関係者を鳥取県に招致し、鳥取県内の観光地等を取材してもらい、ハバロフスクにおいて報道してもらうことにより鳥取県をPR。(県内における滞在費・日当について負担)
3予算:4,021千円
(1)沿海地方との交流事業(683千円)
(2)ハバロフスク地方に対する鳥取県PR事業(538千円)
(3)標準事務費(2,800千円)
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・1991年10月にソ連沿海州(当時)と「友好交流に関する覚書」を締結し文化・スポーツ交流を中心に交流を行ってきたところ。
・2010年5月に本覚書から友好協定へ格上げし、ウラジオストクにおいて署名式を実施した。
・本年度は、日露知事会議、ウラジオストク150周年記念行事に平井知事も出席し、鳥取県に関するPRを行うとともに、ロシア側関係者とのネットワーク構築に向けて取り組んできているところ。また、因幡の傘踊り団のウラジオストク派遣、極東青少年交流団、沿海地方青少年バドミントン交流団、バスケットボール交流団、帆船「ナデジュダ号」の鳥取県訪問など、交流行事を積極的に実施してきているところ。
これまでの取組に対する評価
《評価すべき点》
・環日本海定期貨客船就航前後において、平井知事訪露によるロシア沿海地方における大規模行事《北東アジアサミット(H20)、鳥取週間事業(H21)、日露知事会議(H22)、ウラジオストク150周年記念(H22)を実施したことにより、沿海地方における鳥取県の知名度は飛躍的にアップした。
・また、2005年より継続的に実施してきたバドミントン交流が、環日本海定期貨客船の就航をきっかけとして、韓国江原道を含む3地域 間交流へと「交流の輪」が広がっていった。
・柔道交流、バスケットボール交流、環境交流など、新たな交流分野へも広がりを見せてきている。
《今後の改善点など》
・ハバロフスク地方と「友好交流に関する共同声明」に署名したことにより、同地方との交流関係を確立していくことが必要。
・市町村とも連携し、「草の根」的な自主的な交流を実施していくことも必要。
工程表との関連
関連する政策内容
友好交流地域との国際交流の積極的な推進
関連する政策目標
既存の地域間ネットワーク及び本県が持つ地勢的優位性を活かすべく戦略的 な連携を構築
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
8,760 |
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要求額 |
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