これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・平成13年度から18年度まで、県民誰もが気軽に文化芸術に親しめる環境を整備することを目的に、手話、要約筆記等の環境整備に対する支援を行う「誰もが参加できるイベント推進事業」を実施したが、支援の対象の多くが、障がい者、高齢者等の無料招待というのが実態であった。
・無料鑑賞は必ずしも鑑賞者の育成につながらないことから、19年度から、手話、要約筆記、託児サービス等の環境整備のみを助成対象とした「芸術・文化に親しみやすい環境整備支援事業補助金」を創設し、環境整備をした芸術・文化イベントを実施する主催者(県内の団体等)にその経費を助成。
これまでの取組に対する評価
・補助金創設初年度は、助成件数が3件と制度が定着していなかったが、3年目の21年度は、10月現在で13件の交付申請と、制度が定着してきており、託児サービスを中心に徐々に芸術・文化イベントでの環境整備が整いつつある。