当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:計画調査費
事業名:

とっとりの文化芸術探訪事業

将来ビジョン関連事業(楽しみながら、充実した生活を送る/芸術・文化の振興)

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文化観光局 文化政策課 文化芸術担当  

電話番号:0857-26-7134  E-mail:bunsei@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
23年度予算要求額 5,142千円 2,396千円 7,538千円 0.3人 0.2人 0.0人
22年度当初予算額 5,022千円 2,420千円 7,442千円 0.3人 1.0人 0.0人

事業費

要求額:5,142千円  (前年度予算額 5,022千円)  財源:単県 

事業内容

1 目的

◇本県出身または本県ゆかりの文化芸術分野の先人で、全国的に大きな業績を残しながら、業績や本県との関わりが地元では余り知られていない者について、その魅力や業績を再発掘・再評価・再認識し、地域の文化資源として活用する取り組みを支援する


    ◇本県出身または本県ゆかりの文化芸術分野の先人の業績や魅力を県内外に広く発信する事業への支援を通じて本県の魅力の向上を図る

    [期待する効果]
    ○地元の文化に対する県民の“気付き”を促す。
    ○文化芸術分野の先人を地域の文化資源として活用し、地域の魅力向上を進めるとともに、全国へ本県の魅力を発信し、鳥取県への誘客を図る。

2 事業内容

(1)顕彰活動の立ち上げ支援(900千円)
 全県的に顕彰すべき文化芸術分野の先人の顕彰事業を行う実行委員会等に対し、事業費の助成を行う。

[助成金の交付]
  (助成額) 事業費の1/2
          (上限300千円、複数人の顕彰を行う場合500千円)
  (条件) 事業費の最低10%の自主財源を確保すること
  (期間) 最大3年間

吉田璋也顕彰事業(補助額 300千円)
  補助対象者
    トットリプロダクツ協議会(チェアマン:福本竜平)
  活動概要
 日本の民藝運動に大きな業績を残した「吉田璋也」を人文地域資源活用の視点で顕彰するシンポジウムを平成22年から開催。


◇年度中途に新たに顕彰活動を立ち上げる事業の支援
  (600千円)
 年度中途に新たに顕彰活動の立ち上げ・実施について支援を求められた場合に備えて、対応できる補助金2件程度の枠を想定。
(2)全国発信事業への支援(1,500千円)

顕彰事業のうち、特に全国的な情報発信が見込まれる事業について、助成金の交付を行い活動への支援を行う。

[助成金の交付]
  (条件) 事業費の最低10%の自主財源を確保すること
  (助成額) 事業費の1/2(上限500千円)

尾崎翠フォーラムinとっとり開催事業(補助額 500千円)
  補助対象者
    尾崎翠フォーラム実行委員会(代表:土井淑平氏)
  活動概要

岩美町出身の作家。翠の魅力を広く紹介するため、平成13年度から「尾崎翠フォーラム実行委員会」がフォーラムを開催している。このフォーラムをきっかけに、昭和初期の文壇にひときわ異彩を放ちながらも幻の作家といわれた尾崎翠について、再評価の気運が高まるとともに、県民の尾崎翠に対する認識も定着しつつある。

放哉の会開催事業(補助額 500千円)
  補助対象者
    放哉の会(会長:八村輝夫氏)
  活動概要
鳥取市出身で明治の末から大正にかけて活躍した自由律の俳人。平成20年度から、「放哉の会」が、全国公募書道展「放哉を書く」を開催。

鷲見三郎顕彰事業(補助額 500千円) 
  補助対象者
    鷲見三郎メモリアルソサイエティ(会長:野坂百樹)
  活動概要
米子市出身のヴァイオリン奏者、指導者。奏者として新交響楽団(現NHK交響楽団)の第1ヴァイオリン奏者を務める。指導者としては千住真理子、佐藤陽子、澤和樹らを育てる。
平成20年11月に鷲見三郎メモリアルソサイエティを民間の有志団体が立ち上げ、門下生のコンサートなどを実施。

※昨年度との変更点

@吉田璋也顕彰事業の追加
  平成22年度9月補正予算において、新たな顕彰事業として追 加実施しているものについて、継続して支援を行う。
 (0千円→300千円)

A年度中途に新たに顕彰活動を立ち上げる事業への支援を2件程度見込む。(0千円→600千円)

B尾崎翠フォーラム実行委員会への補助金の減額
   (1,000千円→500千円)
   平成22年度は顕彰事業を始めて10周年であったため、補助金を特別に1,000千円に増額していたが、23年度は例年どおりの500千円とする。

C井上靖顕彰立ち上げ支援の減
 顕彰立上げ支援事業の支援期間は3年を限度となっており、井上靖顕彰の支援は20年度〜22年度の3年間を経過したため。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○顕彰活動立ち上げ支援事業により顕彰した者
 生田長江(18、19、20年)
 河本緑石(17、18、19年)
 伊良子清白(17、18年)
 阪本四方太、田中寒楼、伊良子清白(19年)
 井上靖(20、21年)
 松本清張(20、21年)
 鷲見三郎(21年)※22年度から全国発信事業に変更
 吉田璋也(22年)

○全国発信事業により顕彰した者
 尾崎翠(13年〜)
 尾崎放哉(16年〜)※平成19年度までは県が事務局
 鷲見三郎(22年〜)※21年度は顕彰活動立ち上げ支援事業

これまでの取組に対する評価

○顕彰活動立ち上げ支援事業
 地元の文化に対する県民の“気付き”を促し、地域の魅力の再発見に繋がった。

○全国発信事業
 尾崎翠
   毎年開催されるフォーラムに県外からの参加者もあり、また21年3月に行った東京でのフォーラムにより首都圏での関心も高まり、ANA機内誌「翼の王国」21年7月号に掲載されるなど、鳥取の魅力を全国に発信している。
 ○尾崎放哉
   20年度から行っている書道展には県外からも多数の応募があり、20年には「プリティー長嶋」も応募し受賞するなど、県内外から注目を集めている。

工程表との関連

関連する政策内容

鳥取の優れた芸術文化、文化資源の情報発信

関連する政策目標

「ほんもの」「価値のあるもの」に気づくための働きかけ





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 5,022 0 0 0 0 0 0 12 5,010
要求額 5,142 0 0 0 0 0 0 12 5,130