これまでの取組と成果
これまでの取組状況
平成20年度から、外国人が日常生活において困難を感じている病院窓口でのやりとりをサポートする「医療通訳ボランティア」の養成講座を実施し、61名(平成22年10月末現在)の登録者があり、フォローアップ講座により資質の向上を図りながら、要請を受け派遣を実施している。
その他、一般県民の意識啓発を目的とし、異文化理解を促進するための、国際交流フェスティバルの支援、多文化共生出前講座等を実施している。
これまでの取組に対する評価
医療通訳ボランティアは制度の周知も徐々に進み利用件数が増加しており、在住外国人の方々からも高く評価されている。
一方、在住外国人の方々が直面する喫緊の課題として、医療分野の取組みを先行したが、取り巻く課題としては、教育分野、福祉分野など多岐に渡るものと考えている。
そうした課題を積極的にくみ取り、市町村や民間団体も含め地域全体として取り組むための仕組みが必要と考える。