事業費
要求額:3,523千円 (前年度予算額 3,865千円) 財源:単県
事業内容
1 事業概要
吉林省との友好交流を推進するため、青少年文芸交流団及び交流協議団等の派遣を行う。
2 事業の目的・背景・効果等
○本県と吉林省は1994年の覚書締結以来、経済分野を中心に交流をすすめているところ。
○2009年度、吉林省との友好交流15周年事業で中学生卓球団の派遣、高校生文芸団の派遣、吉林省歌舞団(青少年)の受入等を行い、今後も青少年交流、とりわけ歌舞音曲といった文化・芸術交流を継続していく機運が高まった。
○この青少年交流を一過性のものとせず継続すべく、2010年度も引き続き高校生文芸団を派遣した。
○来年度の「北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミット」の開催地は吉林省であり、これに併せて開催される文化芸術公演に青少年文芸交流団を派遣する。
⇒ (1)青少年文芸交流団の派遣
○また、北東アジア地域の枠組みの中で、教育、芸術、人事、環境等幅広い交流が進み、第15回地方政府サミット(2010.5韓国開催)でも、北東アジア地域の交流の重要性が述べられている。
○そこで、具体的な交流内容について検討が必要であり、交流協議団を派遣する。
⇒ (2)交流協議団派遣
3 事業内容
(1)青少年文芸交流団派遣
吉林省で開催される地方サミットに併せて行われる文化芸術公演に青少年文芸団を派遣し、次世代の国際交流を図るとともに、鳥取県の知名度向上を図る。
◇派遣時期:2010年8月下旬 5日間
◇派遣人員:高校生10名程度、県2名(担当+交流員)
◇経費負担:中国国内の移動は吉林省負担。その他の費用は鳥取県負担
◇行程
日にち | 内容 |
1日目 | 米子 → 仁川 |
2日目 | 仁川 → 長春 、青少年交流 |
3日目 | 文化芸能公演 |
4日目 | 青少年交流、 長春 → 仁川 |
5日目 | 仁川 → 米子 |
(2)交流協議団派遣
◇派遣時期:2010年10月 6日間
◇派遣人員:課長、担当、交流員 計3名
◇経費負担:中国国内の移動は吉林省負担。その他の費用は鳥取県負担
4 所要経費
(1)青少年交流団派遣 2,633千円
(2)交流協議団派遣 (標準事務費対応)
(3)標準事務費 890千円
5 その他
河北省については、来年友好提携25周年を迎えるため、別事業として要求。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・吉林省との交流は、1994年9月に「友好交流に関する覚書」を交換し、2009年で15年。これまでの交流の成果を紹介するとともに今後の更なる交流促進を目指し、15周年記念事業を実施。
・記念事業のうち青少年交流関係では、@国際文化美食祭に高校生和太鼓団を派遣、A日中韓卓球交流大会に中学生団を派遣。
・2010年度も引き続き高校生文芸団(邦楽団)を派遣した。
これまでの取組に対する評価
・青少年交流では、食事や文化・生活の違いを肌で感じ、青少年の国際交流理解に貢献。また、卓球や音楽等の技術そのものの向上のみならず、それに取り組む姿勢の差を痛感、精神面でも大変よい刺激を受けている。
・これまでの交流の積み重ねにより、徐々に両省での鳥取県の知名度が向上してきているが、今後は更に顔の見える交流を意識する必要がある。
工程表との関連
関連する政策内容
友好交流地域との国際交流の積極的な推進
関連する政策目標
既存の地域間ネットワーク及び本県が持つ地勢的優位性を活かすべく戦略的な連携を構築
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
3,865 |
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3,865 |
要求額 |
3,523 |
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