当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:企画総務費
事業名:

米国バーモント州交流促進事業

将来ビジョン関連事業(新時代への扉をひらく/海外との交流)

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文化観光局 交流推進課 交流支援担当  

電話番号:0857-26-7595  E-mail:kouryusuishin@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
23年度予算要求額 8,568千円 4,793千円 13,361千円 0.6人 0.0人 0.0人
22年度当初予算額 11,385千円 8,068千円 19,453千円 1.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:8,568千円  (前年度予算額 11,385千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業の目的・背景

米国バーモント州との交流は、平成16年にバーモント州日米協会と鳥取県国際交流財団との姉妹組織協定を締結し、民間の活動を中心に様々な交流が進められてきた。

    平成20年6月に知事がバーモント州を訪問した際に、州知事との間で国際親善に関する覚書を締結し、地方政府間でも文化や教育など様々な分野での交流を継続することを確認したところである。
    こうした背景の下、米国バーモント州にある民間環境交流団体GATPとの間で青少年の環境をテーマとした交流プログラムを実施することにより、環境に対する深い認識と国際的視野を持った青少年の育成を図るとともに、鳥取県とバーモント州との更なる交流の促進に資する。

    《GATPとは》
    正式名称は、「Green Across The Pacific」。世界の国々との交流を通じて文化的理解と環境に対する認識を深めることを目的としているバーモント州内にある民間環境交流団体。シャンプレイン大学教員が代表を務める。

2 事業内容 (1)環境をテーマとした青少年交流事業(受入)

平成22年度の青少年交流事業に参加したバーモント州の高校生を1週間程度本県で受け入れ、ホームステイをしながら、県内の高校生と共にフィールドスタディを中心とした環境学習や日本の学校生活体験等の交流を展開する(23年度新規)
  • 受入時期:平成23年4月中旬〜下旬(1週間程度)
  • 受入人数:25名程度(高校生20名、引率5名)
  • 交流窓口:GATP
  • 費用負担:渡航費用はバーモント州側が負担。鳥取県内における交流事業にかかる費用(交通費、食費、宿泊費、入館料等)は両地域で半額ずつ負担
  • 事業費用:2,331千円(H22年度:0円) 

(2)環境をテーマとした青少年交流事業(派遣)

県内の高校生等を2週間程度バーモント州に派遣し、ホームステイをしながら、現地の高校生と共にフィールドスタディを中心とした環境学習や米国の学校生活体験等の交流を展開する。
  • 派遣日程:平成24年3月(2週間程度)
  • 派遣人数:20名(生徒15名、引率5名)
  • 費用負担:渡航費用は鳥取県負担。バーモント州内の交流係る費用は両地域で半額ずつ負担。
  • 事業費用:6,237千円(H22年度:6,931千円)
  • 事業主体:鳥取県国際交流財団(これまでモデル事業として県が実施してきたが、平成23年度から国際交流財団への県補助事業に移管)
  • これまでの取組と成果

    これまでの取組状況

    平成20年6月にバーモント州と国際親善に関する覚書を締結して以来、主に教育、文化分野における交流を行っている。

    【最近の主な交流事業】
    (1)環境をテーマとした青少年交流事業の実施(派遣)
     平成22年度3月に県内の高校生等15名をバーモント州に派遣し、ホームステイをしながら、現地の高校生と共に環境学習や授業参加等の交流を実施した。
     平成23年3月にも、県内の高校生等17名を派遣し、同様の事業を実施予定。

    (2)交流拡大に向けた鳥取県PR事業
     平成22年8月に、本県との交流に関わるバーモント州関係者9名を鳥取県に招致し、今後の青少年交流事業等、両地域の交流拡大に向けた協議・検討を行うとともに、鳥取県の教育事情や自然、文化等を理解してもらった。併せて、県内の教育関係者にバーモント州(州内高校紹介、GATPの青少年交流の取組等)及び平成22年3月に実施した青少年交流事業結果について紹介し、本事業の交流拡充を図った。

    (3)とっとりの民工芸品PR事業の開催
     平成21年10月にバーモント州内の公立図書館において、一般の方を対象に1ヶ月間本県の民芸を中心とした展示会を開催するとともに、和紙によるちぎり絵作成等の体験教室を実施し、鳥取県の文化・観光の情報発信を行った。
     平成22年度には、バーモント州日米協会に委託する形で、青少年交流を実施した同州内の高校等において、本県の民芸を中心としたミニ展示を巡回して開催した。

    これまでの取組に対する評価

     環境をテーマとした青少年交流事業については、帰国後の反省会及びアンケートから、参加者の感想として、英語の必要性を実感し学習意欲が高まった、環境に対する意識が高まった、ホストファミリーや友達との強い絆ができた、自分が積極的になった、自信がついた等、ほぼ全員が非常に有意義だったと感じていることがわかる。

     交流拡大に向けた鳥取県PR事業では、バーモント州の交流関係者に本県の魅力等についてよく知っていただくとともに、国際交流財団、鳥取環境大学、県教育委員会など関係機関との友好関係を築くことができた。
     また、バーモント州からの青少年の受入れや学校間交流など今後の交流拡大に向けた協議ができた。

     とっとりの民工芸品PR事業については、会場手配、事前広報、当日準備などバーモント州日米協会の支援を受け、多くの方に来場いただき、展示会場からも非常に好評であったと言われている。また、体験教室も定員オーバーになるほど好評であり、再度の開催について要請を受けている。
    こうしたことから、バーモント州内において鳥取県の文化・観光に関する一定の情報発信ができているものと考えている。

    工程表との関連

    関連する政策内容

    県による先導的・戦略的な取組みを通じてグローバルで幅広い交流を展開

    関連する政策目標

    交流地域相互に提案した事業の実施及び支援

    要求額の財源内訳(単位:千円)

    区分 事業費 財源内訳
    国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    前年度予算 11,385 0 0 0 0 0 0 0 11,385
    要求額 8,568 0 0 0 0 0 0 0 8,568