当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:統計調査費 目:統計調査総務費
事業名:

統計利用促進等事業

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企画部 統計課 普及活用・企画担当  

電話番号:0857-26-7103  E-mail:toukei@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
23年度予算要求額 2,277千円 8,787千円 11,064千円 1.1人 0.0人 0.0人
22年度当初予算額 2,823千円 9,667千円 12,490千円 1.2人 0.0人 0.1人

事業費

要求額:2,277千円  (前年度予算額 2,823千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業概要

・「行政のための統計」から「社会の情報基盤としての統計」へという新統計法(平成21年4月施行)の理念のもと、統計の利用促進が一層重要となっている。

    ・全国民の財産である統計結果は、県民が自らが現状を把握し、合理的な判断をしていくための重要な情報基盤であり、その有用性を理解し、効果的に活用することができる能力も必要。

    ・近年、統計調査環境は個人のプライバシー意識の高まり等により調査拒否者・事業所が増加するなどの悪化傾向にあり、調査活動の中心的役割を担う調査員の士気高揚等を図ることで、統計調査環境を向上し、精度の高い統計の作成に資する。


    (統計調査総務費の細事業)

2 事業内容

(1)統計の普及啓発 781(1,152)千円

【課題】
・プライバシー意識の高まり等により、調査拒否者・事業所が増加するなど統計調査環境は悪化傾向にある。

・県民の統計の必要性・重要性に対する理解は十分と言えず、地域に密着した事業展開を図る必要がある。

・教育現場で統計グラフを教える機会は少なく、コンクールへの応募者数は減少傾向にある。


ア 各種イベントへの参画 245(0)千円〔新規〕

 対象:イベント参加者(県民全般)

県が実施する各種イベント・研修・講演会等の場で、関連調査の結果を紹介し、統計調査への協力と理解を求める。

イ 統計グラフコンクールの実施 334(748)千円〔継続・見直し〕

 対象:小学生、中学生、高校生、学生及び一般

統計知識の習得と物事の観察力の向上、表現技術の研鑽を図るため、優秀作品を全都道府県参加の「全国統計グラフコンクール」に出品する。

<見直しの結果>
 ・統計知識の習得意欲や統計グラフの研鑽機会が失われることのないよう、全国コンクールへの参加・出品を引き続き行う。

 ・賞の区分を優秀賞(全国コンクールに出品)と参加賞のみとする。


ウ 身近で役立つ統計講座 202(233)千円〔継続〕

 対象:希望する公民館や学校等に加え、商工関係者や高等教育機関等へも拡大

身近で具体的な資料で統計を理解していただき、重要性の認識と統計調査への積極的協力を得るとともに、統計利用の促進を図る。

〔廃止〕
統計に親しむ学童の育成「統計で遊ぶ・学ぶ・使う」 0(171)千円


(2)統計環境向上事業 364(539)千円

【課題】
・調査員の確保が困難であり、資質の向上に加え士気高揚を図ることが必要。

ア 「県知事表彰」の実施〔継続・見直し〕 49(72)千円

統計課が実施する単県調査に係る協力事業所と統計調査員の中から受賞者を選考。

<見直しの結果>
 ・協力事業所と統計調査員の日頃の労に報い、円滑な調査環境を維持していくため、表彰制度は継続する。

 ・永年従事調査員表彰について、選考基準等を改めることとする。


イ 「統計功労者表彰式」の開催〔継続〕 315(467)千円

調査対象者と直接接する統計調査員の士気高揚を目的に、県知事表彰授与、各省大臣表彰の伝達を行う。


 統計情報をわかりやすくまとめ、冊子並びにインターネットで提供することで統計情報の利用促進を図る。

統計年鑑、県勢要覧、100の指標〔いずれも継続〕


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

【政策目標】
 県民に広く情報提供するとともに、統計の利活用の促進を図り、調査環境の維持向上を図る。

【取組状況】
(1)統計の普及啓発(旧身近で楽しく学べる統計推進事業)
 平成18年度から、公民館・学校・大学等で講座を開催。地域づくり、授業への活用、大学の卒論作成等に利活用されている。平成22年度は、放課後児童クラブにおいても統計グラフの作成をとおして、幼い頃から統計に親しむ機会を設けた。

(2)統計環境向上事業
 統計表彰を昭和25年より継続実施。県知事表彰・大臣表彰等計3,639人が受賞(21年度末)。

(3)各種統計図書の刊行
 地域の統計情報をわかりやすくまとめ、冊子並びにインターネットで提供することで統計情報の利用促進を図っている。

これまでの取組に対する評価

【自己評価】
 事業目的遂行のため、年々事業内容を充実させて取り組んでいるが、従来の取り組みの反省に立ち、更に地域に密着した事業展開を図る。 

【成果】
 ・統計の重要性の認識と利活用の推進
  →出前講座終了後、小学生が県人口について危機意識、更に授業が展開
  →公民館単位の地域活性化計画に講座で提供したデータが活用
 ・統計グラフコンクールの充実
  →入賞経験者が、教師となって教育現場で積極的指導
  →「全国統計グラフコンクール」での入選受賞
 ・県知事表彰等による調査員の士気高揚
  →叙勲・褒章受章者延べ29人(21年度末)
 ・鳥取県統計調査員会の結成(会員:160人)
  →統計に関する唯一の民間団体として、自己研鑽や普及広報活動を行政と連携実施

工程表との関連

関連する政策内容

統計の情報提供及び利活用の促進

関連する政策目標

県民に広く情報提供するとともに、統計の利活用の促進を図り、調査環境の維持向上を図る。





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 2,823 0 0 0 0 0 277 0 2,546
要求額 2,277 0 0 0 0 0 277 0 2,000