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平成24年度予算
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:教育費 項:教育総務費 目:教育財産管理費
事業名:

県立学校耐震化推進事業費(県立鳥取西高等学校整備事業費)

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教育委員会 教育環境課 高等学校整備・情報化担当  

電話番号:0857-26-7507  E-mail:kyouikukankyou@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
24年度当初予算額(最終) 33,780千円 8,046千円 41,826千円 1.0人
23年度6月補正後予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:33,780千円    財源:単県   追加:33,780千円

一般事業査定:計上   計上額:33,780千円

事業内容

1 事業概要

鳥取西高等学校については、老朽化が進んでいることから、現在地での改築計画が進められてきたが、平成21年度に行った第2グラウンドの発掘調査の結果、江戸時代後期の籾蔵跡が良好な状態で発掘されたことを契機に、整備のあり方について改めて検討してきたところ。

    このたび、校舎の耐震改修について議会の理解も得られ、整備の方向性が固まったので、平成24年秋の現状変更許可申請に向けて基本設計を行う。

2 整備方針

鳥取西高等学校整備のあり方検討会の検討結果などを踏まえ、生徒の安全確保を最優先とし、これまで進めようとしていた現地改築ではなく、現在の校舎の耐震改修を実施する。
  • 工事期間中は教育活動に支障を及ぼさないように努めるとともに、仮設校舎の整備などを図りながら工期の短縮に努める。
  • 耐震改修の実施に当たっては、財政面も勘案しながら、教育環境の改善を進める。
  • 文化庁、鳥取市と十分な調整を行い、文化財の保護を図りながら工事を実施する。
  • 文化財を活かしたまちづくり、県民が史跡に親しむ機会の提供にも配慮した施設整備を実施する。
      (1)教育環境の改善
        教育環境の改善のため、耐震改修工事に併せて次のような整備を実施する。
        1. 老朽化した施設設備や内装等を改修する。
        2. 渡り廊下のフラット化や、多目的トイレ、手すり、スロープの整備など、バリアフリー化を進める。
        3. 生徒の文化芸術活動等のための施設の充実を図る。
      (2)緊急車両の通路の確保
        現在の正面通路が、城跡の整備に伴い車両の通行が出来なくなることから、緊急車両の通路を確保するため、文化庁、鳥取市と協議しながら代替通路を整備する。
      (3)災害時の避難場所としての整備
        災害時の避難場所として必要な施設・設備等を整備する。
      (4)史跡との共存
        1. 特別教室棟等の撤去により、史跡内の建築総面積を減少させる。
        2. 石垣の顕在化と、保守管理に必要な管理道路を整備する。
        3. 工事は、地下遺構に影響を及ぼさない工法で実施する。
        4. 景観と調和した色彩の外装に改修する。
        5. 復元された大手筋の櫓・門や校舎整備に伴う発掘調査現場を歴史学習の場として活用する。
        6. 調査で明らかになった地下遺構の公開に努めるとともに、史跡の案内・説明板等の整備を進める。
      (5)県産材の活用
        整備に際しては、可能な限り県産材を使用する。
  • 3 検討経過

    ○H22.8〜 鳥取西高等学校整備のあり方検討会を設置し、計6回にわたって検討(学識経験者、学校・行政関係者等)
    ○H23.8.9 鳥取西高等学校整備のあり方検討会座長が教育長に検討結果を報告
    ○H23.9.6 定例教育委員会で整備の方向性について協議
    ○H23.9.16 県議会常任委員会で定例教委での検討概要を報告
    ○H23.10.24 定例教育委員会で整備方針(素案)について協議
    ○H23.11.29 県議会常任委員会で整備方針(案)について報告
    ※この間、文化庁とは整備内容等について適宜協議を行っている。

    4 撤去・移設・新設を検討する主な施設

    以下の整備を行いつつ、校地内建物の建築総面積の減少を図る。
    (現在約15,219u)
    【撤去】
    • 特別教室棟(延857.24u、IS値0.35) など
    【移設】
    • 弓道場、ピッチングハウス など
    【新設(教育環境の改善
    • 芸術棟(木造平屋建、県産材の活用)
    • バリアフリー化のためのエレベータ、渡り廊下の設置 など

    5 史跡整備により校地が減少することへの対応
    • 鳥取市の鳥取城跡整備との一体的な事業実施が必須であるため、大手登城路の復元整備に併せて学校正面通路の位置を変更する。
    • 大手登城路の復元整備、正面通路の位置変更に伴って減少する校庭を補完するため、旧県庁テニスコート敷地(約1,520u)の活用を検討する。
        現在の校庭面積            15,666u
        史跡整備等により減少する面積 約1,600u

    6 要求額内訳

    (単位:千円)
    区  分
    要求額
      校舎基本設計委託
    19,135
      耐震補強計画委託
    9,264
      正面通路測量・地質調査・予備設計委託
    4,531
      耐震評定申請手数料
    850
    合  計
    33,780

    7 スケジュール



    これまでの取組と成果

    これまでの取組状況

    ○H22.8〜 鳥取西高等学校整備のあり方検討会を設置し、計6回にわたって検討(学識経験者、学校・行政関係者等)
    ○H23.8.9 鳥取西高等学校整備のあり方検討会座長が教育長に検討結果を報告
    ○H23.9.6 定例教育委員会で整備の方向性について協議
    ○H23.9.16 県議会常任委員会で定例教委での検討概要を報告
    ○H23.10.24 定例教育委員会で整備方針(素案)について協議
    ○H23.11.29 県議会常任委員会で整備方針(案)について報告
    ※この間、文化庁とは整備内容等について適宜協議を行っている。

    これまでの取組に対する評価

    工程表との関連

    関連する政策内容

    県立学校の耐震化推進

    関連する政策目標

    全県立学校施設の耐震化


    財政課処理欄

    要求額の財源内訳(単位:千円)

    区分 事業費 財源内訳
    国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    追加要求額 33,780 0 0 0 0 0 0 0 33,780
    保留・復活・追加 要求額 33,780 0 0 0 0 0 0 0 33,780
    要求総額 33,780 0 0 0 0 0 0 0 33,780

    財政課使用欄(単位:千円)

    区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    計上額 33,780 0 0 0 0 0 0 0 33,780
    保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0