これまでの取組と成果
これまでの取組状況
○これまでの取組状況
〈政策目標〉
学生寮の円滑な運営のため、管理運営団体へ支援
・財団法人鳥取県育英会が行う東京学生寮運営の助成を行うことにより、首都圏の大学や短大等に通う鳥取県出身学生の修学支援を行う。
〈財団法人鳥取県育英会の取組〉
昭和30年以来、県や市町村の出資を受け建設した学生寮の運営を鳥取県育英会が行っており、安価な滞在施設や食事を提供することにより学生を生活面から支援してきた。
・首都圏において非営利で、鳥取県出身の学生を入寮条件として受け入れている学生寮は他にない。
・阪神圏においては誠之館(男子寮)を昭和41年〜平成16年まで運営していた。
〈入寮生の状況(平成23年4月入寮者数)〉
・明倫館(男子寮)68名
・清和寮(女子寮)63名
これまでの取組に対する評価
〈自己分析〉
鳥取県育英会が運営する学生寮は、開寮以来多くの学生を支援してきた実績があり、県が継続して助成を行っていくことは政策目標である鳥取県出身学生の学習権の保障に繋がっている。
〈改善点・今後の傾向〉
・特例民法法人である財)鳥取県育英会は新法人制度では公益財団法人への移行を検討している。
・現在の寮が建設されて15〜20年以上たち、設備の老朽化が見える。
また、入寮生の増減には、以下の相反する要因がある。
・少子化・経済状況の悪化により、東京方面へ進学する学生が減少。
・昨今の経済状況の悪化により、潜在的入寮希望者は増加。
・生活形態の多様化により、学生寮での集団生活を好まない学生が増加。
(・学生寮で集団生活を通じて、社会性や協調性を身につけることは有益と評価。)