小さな拠点モデル促進事業

※「小さな拠点」とは、必ずしも生活に必要な施設を中心地に集約・整備するものではなく、旧小学校区を範囲とした生活圏で生活に困らないための仕組をいう。

■モデル地区（検討委員会）への取組支援　
活動経費５００千円×県補助率２／３×６地区

【想定地区】
現在、とっとり集落創造シートを活用した話合いが開始している集落、広域的地域運営組織をモデルに、小さな拠点づくりへとつなげる。
• 鳥取市気高町殿
• 伯耆町添谷集落
• 伯耆町三部二区集落
• 南部町鶴田集落
• 二部地区活性化機構（伯耆町）
• 南さいはく地域振興協議会（南部町）　

　小さな拠点を核とした、とっとり式生活支援システムの実施に必要な施設、車両等の整備支援
■事業実施者への経費補助：県１／１０、市町１／１０
（自己負担は民間の助成制度を活用）

【想定地区】
現在、道の駅等の拠点構想のある地域を対象に支援する。
• 江府町（道の駅、あいきょうを中心としたサロン）
• 日南町（道の駅、コンパクトビレッジ）
• 岩美町（道の駅、JA移動販売）

小さな拠点を核とした、とっとり式中山間地域スモールビジネスを構築するための検討・検証を委託する。併せて、大学等と連携し、ビジネスとして成立するのかどうか検討を行う。
※とっとり式中山間地域スモールビジネスとは、
●移動販売と農産物集荷・販売、配食サービスなどの連携ビジネス

●過疎地有償バスを活用した農産物集荷、宅配サービスなどの連携ビジネス

●移動販売と観光特産品開発に向けた集落高齢者への作業委託などの連携ビジネス

■市町又は事業実施者への委託経費１，０００千円/地区

●そのためには、まず集落住民への認知と小さな拠点運営への参画を促進することが必要。

●集落や広域的地域運営組織での話合いを基本に、集落コミュニティの活性化を図ると共に、小さな拠点への参画検討を市町と連携しながら促進する。

●話合いのきっかけとして、県が開発した「とっとり集落創造シート」を活用し、集落の現状や将来の見通し等身近な話題から始める。

●その話合いの中から生まれた解決策を支援しながら、小さな拠点づくりへとつなげていく。

●また、既に拠点整備の動きがある。

• 江府町の地域の買い物と見守りを担う「あいきょう」を中心に住民の暮らしが守られている。
• 日南町では、町の中心地に暮らしに必要な設備をまとめるコンパクトビレッジ構想が進められている。
• 岩美町では、新設される道の駅を中心に暮らしに必要な店舗等の整備が進められている。