事業名:
鳥取県防災・危機管理対策交付金事業
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危機管理局 消防防災課 地域防災力担当
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
28年度当初予算要求額 |
73,000千円 |
2,339千円 |
75,339千円 |
0.3人 |
0.0人 |
0.0人 |
27年度6月補正後予算額 |
62,500千円 |
2,330千円 |
64,830千円 |
0.3人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:73,000千円 (前年度予算額 62,500千円) 財源:単県
事業内容
概要
「鳥取県防災及び危機管理に関する基本条例」に基づく自助・共助を担う住民による自主防災活動の促進や集中豪雨等の災害に対応するための市町村による防災・減災対策を促進するため、市町村が行う防災及び危機管理に関する事業に対して、鳥取県防災・危機管理対策交付金により支援を行う。
事業内容
次の(1)豪雨災害枠(均等割)、(2)県民活動・女性防災活動推進枠(均等割)、(3)地域防災活動支援職員配置推進事業割及び(4)事業割により算定した額の合計額を市町村に交付する。ただし、(1)、(2)、(3)又は(4)で算定した額と対象事業費の1/2の額のいずれか低い額を上限とする。
(1)豪雨災害枠<10,500千円>
豪雨災害に備え、障がい者への配慮も含めた新たな防災対策を推進する事業
市750千円×4市=3,000千円
町村:500千円×15町村=7,500千円
【対象事業例】
○衛星携帯電話の配備その他迅速かつ的確な情報の収集及び伝達ができる体制の整備に関する事業
○備蓄物資の調達及び輸送の手段の確保に関する事業
○想定される被害の状況に応じた防災訓練の実施に関する事業
○広域的な応援態勢の構築に関する事業
○避難所の設備・運営体制の整備に関する事業
○業務継続体制の整備に関する事業
○医療救護体制の整備に関する事業
○自らの地域の災害リスクを知り、対応を考える行動を促進する事業
○防災ラジオの整備に関する事業
○発電機及び投光器等の整備に関する事業
(2)県民運動・女性防災活動推進枠均等割<10,500千円>
防災や危機管理に役立つ行動を住民に定着させる運動の推進とともに、女性の防災活動の促進のために取り組む事業
市750千円×4市=3,000千円
町村500千円×15町村=7,500千円
【対象事業例】
<県民運動関係>
○住民への防災知識の普及に関する事業
○避難行動要支援者に対する支援体制の環境整備に関する事業
○条例に基づく県民意識の醸成及び県民運動への展開に関する事業
○地域防災活動指導者等の養成に係る研修会開催事業
○地域防災活動指導者等の指導に要する派遣事業
○防災士の資格取得事業
<女性防災活動関係>
○女性が防災活動に参画しやすい環境の整備に関する事業
○女性防災活動指導者の養成に係る事業
○女性が主体となった防災活動及び啓発活動を推進する事業
(3)(新)地域防災活動支援職員配置推進事業割<10,500千円>
県民等の防災活動に対して指導等を行う非常勤職員の配置を推進する事業
県民等の防災活動について指導等を行う非常勤職員を配置した場合、非常勤職員1人当たり150万円を上限に交付。
※市部は2名まで、町村部は1名の配置を交付対象。
※上記の方式により算出した交付額が予算額(10,500千円)を超過する場合は、当該予算額を、当該非常勤職員の配置に要する人件費により按分して交付。
【対象事業例】
○地域防災活動支援職員(非常勤)配置事業
(4)事業割<41,500千円>
ア 消防団を強化する事業
(配分枠:25%、10,375千円)
【対象事業例】
○消防団員の能力向上に関する事業
○消防団員の確保に関する事業
○救助資機材その他の資機材の整備に関する事業
○女性が消防団活動に参画しやすい環境整備に関する事業
イ 自主防災組織を強化する事業
(配分枠:35%、14,525千円)
【対象事業例】
○自主防災組織の発足の推進に関する事業
○自主防災組織の運営の強化に関する事業
○自主防災組織が行う避難訓練その他の訓練の実施に関する事業
○自主防災組織の構成員の防災活動中の事故補償に関する事業
ウ 住民が主体となった防災体制の構築を推進する事業
(配分枠:35%、14,525千円)
【対象事業例】
○集落の地縁による団体の防災における連携協力の推進に関する事業
○消防団員及び自主防災組織役員以外の者の防災活動への参画の推進に関する事業
○住民が行う防災ワークショップ又は防災訓練に関する事業
○地縁による団体の資機材の整備に関する事業
○住民の防災情報の入手手段の整備に関する事業
○避難行動要支援者ごとの避難支援計画の作成に関する事業
エ 調整枠(配分枠:5%、2,075千円)
市町村の対象事業費が算定額を超えた場合、それに応じて按分
平成28年度交付金の改正概要
新たに地域防災活動支援職員配置推進事業割を設け、県民等の防災活動に対して指導等を行う非常勤職員の配置を推進する。
【参考】元気づくり総合戦略アクションプラン(安全・安心な地域づくり)におけるKPI(重要業績評価指標)
<自主防災組織率>H26:78.8%⇒H30:90.0%
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
○防災・危機管理対策交付金の創設(平成21年度)
【当初予算計上額:30,000千円】
・平成21年度当初予算において、市町村交付金から抜き出し、「鳥取県防災及び危機管理に関する本条例」の制定に基づく財政支援措置として「鳥取県防災・危機管理対策交付金」として創設
○交付金の増額(平成21年度)
【6月補正予算計上額:12,500千円】
・市町村が実施する事業費の増加に伴う措置として交付金を増額
○算定方法の見直し(平成22年度)
【当初予算計上額:42,500千円】
・県の政策誘導効果を発揮させるため、特例加算制度を創設
○東日本大震災枠を追加(平成24年度)
【当初予算計上額:62,500千円】
・東日本大震災の教訓をふまえた対策を促進するため、東日本大震災枠20,000千円を上乗せ
○制度の抜本的な見直し(平成25年度)
【当初予算計上額:62,500千円】
・平成23年度実施の「鳥取方式の地域消防防災体制検討事業」や平成24年度実施の有識者会議、選定地域での防災ワークショップ、市町村との意見交換会をふまえ、交付金制度の抜本的な見直しを実施
○県民活動枠を追加(平成26年度)
【当初予算計上額:62,500千円】
・防災・減災に対する県民意識の醸成や県民運動の展開を促進させるため、防災及び危機管理に役立つ行動を住民全体に定着させる運動の推進事業を交付対象に追加。
○局地的豪雨災害枠を追加、県民活動枠を見直し(平成27年度)
【当初予算計上額:62,500千円】
・東日本大震災枠を、局地的豪雨災害枠均等割に変更し、局地的豪雨災害に備え、障がい者への配慮も含めた防災対策を推進する事業を交付対象にするとともに、県民活動推進枠を県民活動・女性防災活動推進枠に変更し、女性が防災活動に参画しやすい環境の整備に関する事業を交付対象に追加。
これまでの取組に対する評価
○市町村の防災・危機管理対策に対する政策誘導効果を発揮することができた。例えば、住民参加型の地区防災マップの作成、防災訓練の実施、地域防災指導員の養成、避難行動要支援者への支援、住民の防災活動資機材の整備(災害用緊急電話、避難所の発電機、表示板、仮設トイレ、防災活動用ラジオ、懐中電灯、担架、備蓄物資)等の事業実施が拡充され、住民による地域の実情を踏まえた防災体制構築の取り組みが促進された。
○自主防災組織率が上昇(4月1日現在、 26年度:78.6%→27年度:80.2%)した。
工程表との関連
関連する政策内容
地域防災力の向上、防災意識の啓発
関連する政策目標
○防災・減災の県民活動の推進、自主防災組織の拡充、消防団の強化、住民主体の防災体制構築
○防災減災の県民意識の醸成、防災活動への参画促進
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
62,500 |
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0 |
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62,500 |
要求額 |
73,000 |
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73,000 |