災害時において、『被害状況の収集・整理に加え、対応状況、分析(課題・問題点抽出)及び対応策の意思決定資料集約を重視したシステム』とし、次の機能を有し、災害時の応急活動等に必要な情報を一元的に担う鳥取県災害情報システムの訓練、運用及び保守管理を行う。
【保守運用内容】
(1)訓練及び実運用
本システムを活用し、自然災害等を想定して訓練や災害時における実運用を行うとともに、県各部局、市町村等に対して運用方法の説明・指導を行う。
(2)保守運用
本システムの根幹となるクラウドサーバの保守運用、最新のセキュリティー対策及び最新のGIS(地図)情報への更新等を行う。
(3)ソフト改修保守
データ入力フォーム、組織改正等に係る修正や、新たな災害対応や訓練等により得られた教訓等から、パソコン操作性の向上や新たな機能追加などを改良を行う。
(新規)【システム操作支援に係るコールセンター(委託)内容】
県、市町村の防災担当以外の職員も本システムを操作するため、災害対応時の操作説明を専用のコールセンターに委託してシステムによる情報収集、共有化、伝達の迅速化を図るとともに質疑応答をFAQとしてまとめ、県・市町村で共有する。
(1)保守運用経費
契約額21,484千円/年(平成27年度21,484千円)
・クラウドサーバ利用料
・システム利用料
・GIS利用料
(2)ソフト改修保守費
契約額6,248千円/5年 (支払い上限額)のうち、H28年度分1,157千円(平成27年度3,478千円)
・各利用者の意見を踏まえた入力フォームや帳票の追加・修正
・訓練や実運用を踏まえ、視覚性や実用性を重視して操作性の向上や新たな機能追加を実施
○(参考)各年度ごとの債務負担限度額
年度 | 所要額 |
平成26年度 | 32,520千円 |
平成27年度 | 32,520千円 |
平成28年度 | 32,520千円 |
平成29年度 | 32,520千円 |
平成30年度 | 32,520千円 |
債務負担行為限度額 | 162,600千円 |
(3)衛星インターネット回線利用料等 389千円
(平成27年度389千円)
(新)コールセンター業務委託費 2,627千円
・初期準備費用 799,200円
・運用費用(FAQ作成を含む)
152,280円(月額)×12月=1,827,360円
24時間365日対応
窓口となる県・市町村のシステム担当者(22名)からの操作に関
する問い合わせに対応
合計額(1)+(2)+(3)+(新)
25,657千円/年