1概要
消防防災ヘリコプター「だいせん」(機種AW139)の運航に当たり、運航休止日の発生を極力減らすため、今年の耐空検査整備期間(11月〜12月に実施予定)を活用して、部品交換等を行う。
2要求内容
(1)エンジン部品の交換
機体エンジンのフェール(燃料)ノズルは、600時間毎にエンジンメーカー(プラットアンドホイットニー:カナダ国)で点検(交換)を行う必要があるが、今年の耐空検査時に時間を前倒して交換する。
・交換個数:28個(エンジン2基×14個)
(2)無線アンテナの換装
今回、機体納入後、僅か1年3月で無線アンテナ(VHF)の1本が折損落下する事故が発生したことから、現在のホイップ型アンテナから、耐久性のあるブレード型アンテナに換装する。
※なお、落下事故(6月18日発生)に関しては、現在、原因究明中であるが、アンテナ自体に瑕疵が疑われるため、換装経費の全部(又は一部)について、納入業者に負担請求を行う予定。(⇒決定した額は、別途、収入調定を行う。)
3要求額
5,475千円(委託料)
(内訳:部品交換2,310千円、アンテナ換装3,165千円)
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
平成10年7月の運航開始以来、ヘリコプターの機動力を駆使し、空から迅速で効果的な救急・救助、消火及び災害応急活動を行い、県民の安心・安全を守る活動を行ってきた。
これまでの取組に対する評価
平成27年に機体更新を行い、平成27年12月19日に新機体(AW139)での本格運航を開始した。新機体は、旧機体に比べて性能・能力がアップし、これまで以上の活躍が期待される。