県職員が従来の働き方や概念にとらわれることなく、充実したワークライフバランス、男女共に働きやすい職場環境・風土のもと、効率性や生産性を高めた働き方が求められている。
また今後は、子育てのみならず家族の介護に直面する職員の増加も予想され、男女ともに育児や介護などの時間的制約を抱えながらも「時間」の有効活用を図るとともに、時間外勤務の削減、年次有給休暇の取得促進など、職員一人ひとりが時間に対する意識を高めることも必要になっている。
また、職員が活き活きと働き、その能力が十分に発揮される職場づくりをし、ひいてはその取組を通じ公務能率の向上をはかるため、「認め合い」の普及・定着をはかることも必要。
そのため、職員のイキイキとメリハリある働き方の実現をめざし、多様な働き方に即した環境整備を確保、推進していく。
(3)キャリアアドバイザーの配置
長年にわたり多様な所属経験を積まれた県職員OBをアドバイザーとして任命、指揮命令系統を意識することなく現役職員の精神面・業務面のサポート、アドバイスを行う。
<実施業務>
○職員の業務上のつまずき・疑問等に対する個別の助言・指導(技術専門職の技術伝承を含む)
←職員数の減、組織フラット化によりOJT環境が変容しており、その補完も期待
○子育て・介護等のワークライフバランス面での相談・助言
←仕事と家庭の両立や将来のキャリアプランに悩む職員に対し、キャリア形成支援に係る相談や助言を実施
【任命条件等】
任命数:8名程度(事務職2名、技術職6名)
任期:1年 ※業務は年18回程度/名を想定
(4)認め合い活動の普及・定着
※元気な職場づくりプロジェクト推進事業を統合
○「認マス」養成及びフォローアップ
職場づくりに意欲のある職員を対象に、養成研修とフォローアップを実施。また、H29同様、民間や市町村にも間口を拡大。
・対象:県職員(50名程度)+民間企業・市町村(10名程度)
・講師:一般社団法人日本ほめる達人協会理事長 西村貴好氏
・回数:2回×60人(計120人)
・場所:東部