(1)近年増加している、本県への立地企業の人材確保が喫緊の課題である。また、県内企業の今後のさらなる発展のため、中核となる多くの人材確保が求められている。
その一方で、景気回復後は、都会での就職志向が強まり、県内へのUターン就職志向が弱まっており、特に技術系人材の確保が困難となっている。
(2)地方創生の流れの中、「鳥取県元気づくり総合戦略」に基づき、急激な人口減少を防ぎ持続的で活力ある地域を目指す上で、地域貢献に積極的な協定大学等との連携は有効かつ重要である。
※関西圏では、平成22年に龍谷大学とIJUターン就職支援を主目的とした包括協定を締結。これまでに3大学と包括協定を、11大学・専門学校と就職支援協定を締結(平成29年10月現在)。
(1)協定締結大学等との連携事業 900千円(900)
包括協定を締結し、多様な連携に意欲的な龍谷大学・京都女子大学・京都産業大学や、就職支援協定締結大学及び今後協力が見込まれる関西圏の大学等と、IJUターン就職の促進等を目的とした連携事業を実施する。
〔取組内容〕
・就職支援に資する交流会等の開催 とっとり就職カフェ、新入生ガイダンス、県出身学生・OB・企業等との交流会 等
・県内関係機関、企業、地域と大学教職員との連携強化
〔内訳(想定)〕
・150千円×3校〔包括協定校との連携事業〕
・50千円×9校〔就職支援協定校との連携事業〕
(2)とっとりWorkWork(ワクワク)バスツアー 778千円(778)
鳥取県企業等への視察ツアーを関西圏の大学等と連携して実施し、将来の鳥取県内への就業意識を高め、IJUターン就職の促進を図る。
〔内訳(想定)〕
大阪・神戸〜県中部(1回、358千円)、京都〜県東部(1回、420千円)
(3)非常勤職員(大学連携コーディネーター)の設置 4,542千円(4,548)
関西圏の大学等と連携しながら、包括協定・就職支援定の締結及び共同事業の実施に係る取組を行うとともに、特に県内産業の発展を担う高度技術者・技能者となる理系人材確保を推進するための職員(コーディネーター)を1名配置する。