現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成30年度予算 の 総務部のメイドイン鳥取県 関西・中京圏販路開拓事業
平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:総務管理費 目:県外事務所費
事業名:

メイドイン鳥取県 関西・中京圏販路開拓事業

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総務部 関西本部 販路開拓チーム  

電話番号:06-6341-1988  E-mail:kansai@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算額 30,118千円 15,890千円 46,008千円 2.0人 3.0人 0.0人
30年度当初予算要求額 30,118千円 15,890千円 46,008千円 2.0人 3.0人 0.0人
29年度当初予算額 41,344千円 15,896千円 57,240千円 2.0人 3.0人 0.0人

事業費

要求額:30,118千円  (前年度予算額 41,344千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:30,118千円

事業内容

1 事業概要

鳥取県に近い大消費地である関西・中京圏において、「食のみやこ鳥取県」の認知度向上を図るため、県産食材のブランド化、旬の農林水産物のPR、6次産業化・農商工連携で開発された新商品等の販路開拓を総合的に行う。

2 事業内容

(単位:千円)


    細事業名
    H30年度要求額
    H29年度予算額
    (1)「食のみやこ鳥取県」ブランド推進事業
    12,343
    12,468
    (2)販路開拓コーディネーターの販路開拓支援事業
    17,775
    17,636
    (3)「食博」出展事業
    11,240
    30,118
    41,344

    (1)「食のみやこ鳥取県」ブランド推進事業
      ◇《新規》「食のみやこ鳥取県」のファンづくり
        ○関西有名料理店に関係するシェフや食材卸売業者などを対象に「食のみやこ鳥取県」を効果的にPRし、鳥取県産食材のファンづくりを推進

      ◇《継続》「食のみやこ鳥取県」のブランド化
        ○今まで関係性を深めた関西有名料理人等への県産食材の定着化と、料理人同士のつながりによる県産食材の新規取引拡大

      ◇《継続》「食のみやこ鳥取県」の販路開拓
        ○関西・中京圏の百貨店・量販店における県内農林水産団体や卸売企業等と連携した旬の農林水産物のPR活動
        ○関西・中京圏での市場流通外(仲卸、小売等)への営業活動、食育の取組、販路開拓情報の収集・発信
    (2)販路開拓コーディネーターの販路開拓支援事業
      (販路開拓コーディネーター3名配置)
      ◇関西での展示商談会の開催、中京圏バイヤーの各種展示商談会への招へい
        ◇県内事業者の関西・中京圏での営業活動支援とマーケットイン型商品提案の強化(通年)

        ◇百貨店・インショップ(県産品常設販売コーナー)における「県産品」のPR活動

        ◇新規インショップ候補の情報収集、関西・中京圏での販路開拓情報の収集・発信

    3 変更事項

    (1)「食のみやこ鳥取県」ブランド推進事業
      有名料理人のみならず、流通関係者等も対象とした幅広な県産食材の研究会を拡充

    (2)販路開拓コーディネーターの販路開拓支援事業
      関西圏のみならず、中京圏への販路開拓を拡充

    4 背景

    (1)ブランド化を「鳥取県元気づくり総合戦略」と「鳥取県農業活力増進プラン」で位置づけ
    ◇「食のみやこ鳥取ブランド」の発信や6次産業化・農商工連携の推進を具体化する必要がある。
    (2)「食のみやこ鳥取県」の認知度向上に向けた具体的取組
      ◇関西圏は、本県産品の重要な販売先であるため、継続的に高級料理店・百貨店・量販店等でのブランド化を目指す食材のPR活動、販路開拓コーディネーターの営業活動による加工食品等の販路開拓及びインショップの展開等を進めていく必要がある。
      ◇近年、中京圏への販路拡大を希望する県内事業者も出始めた。

    5 期待される効果

    (1)関西・中京圏における「食のみやこ鳥取県」の認知度向上
    (2)関西・中京圏における県産食材のブランド化・販路拡大、及び加工品等県産品の販路開拓・拡大

    これまでの取組と成果

    これまでの取組状況

    1 「食のみやこ鳥取県」ブランド推進事業
     (1)関西の著名フードコラムニストや有名料理人等を対象とした県産食材のブランド化
      ○県産食材の試食勉強会の開催(6/7、8/10)
      ○県産食材の生産現場の視察等(7/2−3)

     (2)百貨店・量販店における県内農林水産団体や関西卸売企業等と連携した旬の農林水産物のPR
      ○らっきょうのPR(5/27、6/3、6/6)
      ○クロマグロのPR(6/12、6/17、6/25-26)
      ○鳥取すいかのPR(6/8、6/17、6/25-26)
      ○白イカのPR(6/25-26、9/2)
      ○二十世紀梨等のPR(8/28、9/2-3、9/9-10 他)
      ○鳥取和牛のPR(4/29、7/26-27、10/8-9、10/21、10/28-29 他)
      ○ヤマトシジミのPR(6/25-26、7/25、9/3) 
      ○白ネギ、新興のPR(10/21)
      ○コナガニシ他境港産鮮魚のPR(10/21)
      ○ハタハタ等賀露産鮮魚のPR(10/24)  等

     (3)市場流通外(仲卸、小売等)への営業活動、食育の取組、関西圏での販路開拓情報の収集・発信
      ○らっきょう、鳥取すいか、ブロッコリー、白ねぎの食育(6/1、6/10、6/16)
      ○二十世紀梨の食育(9/7)

    2 販路開拓コーディネーターの販路開拓支援事業(コーディネーター3名配置)
     (1)関西での展示商談会の開催(平成30年2月予定)

     (2)県内業者による関西での営業活動の支援(9月末現在:454回(うち県内業者の同行39回))

     (3)百貨店・インショップ(本県産品常設販売コーナー)での「県産品」PR
      ○百貨店等での「鳥取県フェア」開催(大丸京都店:4/26-5/2、大丸神戸店:7/26-8/1)
      ○インショップ(5カ所)での試食宣伝販売等(定期的に開催中)
      ○「いしはら商店」でのモニター販売(常温・冷凍商品)の実施(4月、7月に商品入替)

     (4)新規インショップ候補の情報収集、関西圏での販路開拓情報の収集・発信
      ○市場開拓情報DBによる情報収集・発信(10月末現在:311回)

    3 「食博」出展事業(4/28-5/7実施)
     (1)県ブース出展による鳥取和牛、観光PRブース(2小間)
      ・関西有名料理人3名が考案した鳥取和牛オリジナル料理のPR販売(4/28-5/7)
      ・鳥取和牛(白鵬85の3、百合白清2)の試食(限定1,000食)PR(4/29、5/4)
      ・観光PR(4/28−5/7)
     (2)鳥取県内事業者による「食のみやこ鳥取県」PRブース(2小間)
      ・県内事業者12社が出展し、県産品をPR販売
     (3)ふるさとステージでの鳥取県PR
      ・知事、関西で有名なフードコラムニスト及び有名料理人、県内和牛生産者等による鳥取県及び   鳥取和牛のPR
     (4)県出展情報の発信(食通雑誌、及び食通雑誌社HP上で本県出展内容を紹介)

    これまでの取組に対する評価

    1 ブランド化の取組み
     H27年度から取組みを進める中で、少しずつ取引実績もあがり、生産者とタイアップして、県産食材をブランド化しようとする取組につながりつつある。
     ただし、各県産食材の旬の時期に、より安定的に取引いただくためには、関西有名料理店と取引のある小売店、仲卸、卸も含めて、県産食材の魅力を知っていただく必要がある。これについては、有名料理人からも、指摘されているところ。
     ⇒ 旬の県産食材について、有名料理店に加えて、そのお店と取引のある卸、仲卸、小売店を対象にした勉強会を開催し、魅力を知っていただくことで、取引につなげ、旬の食材のブランド力向上を目指す。

    2 「食のみやこ鳥取県」認知度向上、県産品の販路開拓・消費拡大  県産農林水産物の試食宣伝販売やインショップ展開を実施中。
     また、H28年度から関西圏に加え、中京圏も対象に、農林水産物の試食宣伝販売を実施中。
     しかし、関西には類似商品や競合品目が多く、他産地も積極的にPRイベント等を実施している。
     ⇒ 引続き、関西圏、中京圏での効率的・効果的なPR活動と情報収集、販路開拓が必要。

    3 加工品の販路開拓
     関西バイヤーは良い商品であれば、早く販売したいという意向あり。
     また、展示商談会は7年目を迎える中で、毎回、初出展も含め県内事業者のニーズはある。来場した関西バイヤーとの新規取引や既取引の拡大等の成果もある。
     一方、県内事業者の迅速な対応不足、商品の安定供給等で採用が難しい商品もある。
     ⇒ 今後、販路開拓コーディネーターの同行営業等を通じた県内事業者の自立や、新たな関西バイヤーの掘り起こしが課題。

    4 食博出展事業
     食博期間中、多くのお客様に鳥取和牛や県産品、鳥取県の魅力をPRすることができた。
     ⇒ 今後も、今回鳥取和牛を使ったレシピを開発いただいた関西有名料理人とタイアップし、鳥取和牛のPR及びブランド力向上に努めていく。

    工程表との関連

    関連する政策内容

    鳥取県の魅力を関西圏に情報発信・関西圏の情報を県内へ提供

    関連する政策目標

    「食のみやこ鳥取県」の認知度向上を図るため、県を代表するブランド食材のPR活動の強化及び県内農林水産業の6次産業化・農商工連携で開発された新商品等の販路開拓を総合的に推進


    財政課処理欄


    要求額の財源内訳(単位:千円)

    区分 事業費 財源内訳
    国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    前年度予算 41,344 0 0 0 0 0 0 945 40,399
    要求額 30,118 0 0 0 0 0 0 59 30,059

    財政課使用欄(単位:千円)

    区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    計上額 30,118 0 0 0 0 0 0 59 30,059
    保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0