現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成30年度予算 の 総務部の首都圏アンテナショップ運営事業
平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:商工費 項:商業費 目:商業振興費
事業名:

首都圏アンテナショップ運営事業

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総務部 東京本部 販路開拓チーム  

電話番号:03-5212-9077  E-mail:tokyo@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算額 125,189千円 19,863千円 145,052千円 2.5人 2.0人 0.0人
30年度当初予算要求額 126,877千円 19,863千円 146,740千円 2.5人 2.0人 0.0人
29年度当初予算額 129,770千円 19,870千円 149,640千円 2.5人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:126,877千円  (前年度予算額 129,770千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:125,189千円

事業内容

1 事業目的

 鳥取・岡山両県が共同で設置するアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」において、両県の物産の展示・販売や食材・食品など飲食の提供、観光・移住情報の提供・発信、ビジネスセンターの運営等を行う。

     さらに、アンテナショップを設置し3年が経過した実績を踏まえ、今後を発展期とするため情報発信拠点としてのアンテナショップ運営の強化を行う。

2 背景・必要性

平成26年9月28日に鳥取県と岡山県で運営する首都圏のアンテナショップとして開設し、今年9月28日で3年が経過した。
  • この共同アンテナショップは、JR新橋駅銀座口の正面というサラリーマンから家族連れまで行き交う好立地に位置し、首都圏のアンテナショップでも最大級の店舗面積を誇る新たな情報発信拠点として出発した。
  • 開設以来、鳥取と岡山の両県特産品、観光情報、移住定住情報等の発信を行い、今年9月12日(火)来館者数は150万人を超えた。
  • しかしながら、開設から現在に至る創生期ともいえる期間、共同アンテナショップの運営は安定ばかりではなかった。
  • このため「顧客満足度の向上によるリピーター及び新規顧客の増加に向けた経営体制の充実」、「情報発信拠点の強化のための施設整備」、「新たな来館者の開拓のための取組(インバウンドへの対応)」を両県連携して強力に進めていく必要がある。

3 主要事業の概要

(1)顧客満足度の向上によるリピーター及び新規顧客の増加に向けた経営体制の充実
  • 運営委託先と両県が問題意識を共有した上で、外部専門家から助言をいただきながら、お迎えからお見送りまで従業員の接客マナーの充実を図る。
  • 両県と運営委託先との管理運営体系を整理し、責任の所在を明確にした運営体制を強化する。
  • 立地条件、利用者動向を踏まえ、特徴を持ち集客力のあるアンテナショップへさらに進化していく。 (2)情報発信拠点の強化のための施設整備等
    • 1階のショーウインドウにデジタルサイネージを新たに設置し、店内催事等のタイムリーな情報を発信することにより歩行者の注目を浴びて積極的な誘客を図る。また、デジタルサイネージを県内市町村のPRの場としても活用し、全県を挙げた首都圏への積極的な情報発信を促進する。
    • 2階窓側の装飾スクリーンを鳥取・岡山両県の魅力的な観光地の画像やインパクトのあるサインに模様替えし、新橋駅利用者の注目を集めて好立地をより活かした積極的な誘客を図る。
    • 運営委託先と両県が問題意識を共有した上で外部専門家から助言をいただき、店舗全体の季節感や商品の特徴が分かりやすい店舗レイアウトの変更を適宜行える仕組みを構築する。
    • コンセプトを含めアンテナショップとしての店舗のあり方を定期的に検討・調査する場を設け、店舗の情報発信・集客機能の強化に資する。
    (3)新たな来館者の開拓(インバウンドへの対応)
    • 2020年のオリンピック・パラリンピックの開催決定により増加している訪日外国人への対応として、現在整備しているTax Free機能の本格化及び店舗内英語表記の充実を図る。
  • 4 アンテナショップの概要

    (1)鳥取県・岡山県共同アンテナショップの設置   ア 名称 とっとり・おかやま新橋館
      イ 設置場所 東京都港区新橋1−11−7 
              新橋センタープレイス1階・2階
      ウ 設置者 鳥取県、岡山県
      エ 開設時期 平成26年9月28日

    (2)アンテナショップの機能
    ア 物販店舗両県の特産品を常時1600品目販売
    イ 飲食店舗両県の旬の食材を使った料理を提供
    ウ 催事スペース両県の市町村や事業者、関係団体等が、それぞれの物産の試食販売や独自の文化・芸能の公演、観光や移住に関するイベント等を開催する場の提供
    エ 観光・移住コーナー両県の観光や移住等に関する説明・案内や情報提供、相談等の対応
    オ ビジネスセンター県の企業の首都圏における情報収集や受注開拓、販路拡大等、新たなビジネスチャンス開拓の支援

    (3)アンテナショップの運営
    ア 物販店舗及び飲食店舗
      株式会社稲田屋本店に運営委託
    イ 催事スペース及び観光・移住コーナー、ビジネスセンター
      鳥取県及び岡山県が共同で設置するアンテナショップ運営協議会が運営
    ウ アンテナショップ運営協議会の構成
      県 職 員・・・鳥取県2名、岡山県2名
      非常勤職員・・・鳥取県2名、岡山県2名

    4 事業内訳

    (単位:千円)
    事業名
    事業内容
    予算要求額
    【新規】(1)顧客満足度の向上によるリピーター及び新規顧客の増加に向けた経営体制の充実(ア)アンテナショップの発展期に向けた検討
    • アンテナショップの機能向上を目指し、外部専門家を交えた検討を行う。
    1,000
    (0)
    【新規】(2)情報発信拠点の強化のための施設整備、販促イベントの実施(ア)ショーウインドウ活用し
    た情報発信機能の強化
    2,475(0)
    • アンテナショップ前の歩行者へ積極的に両県の魅力発信やショップ内への誘導を図るために、専門業者を活用しデジタルサイネージの設置を含めたディスプレー装飾の強化を行う。 
     (アンテナショップ委託)

    (イ)試食・宣伝販売促進員
    (マネキン)による県産品の情報発信の強化
    3,634(0)
    • アンテナショップで販売されている県産品の中から運営委託者と知名度が上がれば売れる商品をセレクトして試食と宣伝販売促進員を活用して積極的に情報発信を行う。
     (アンテナショップ委託)
    6,109
    (0)
    【新規】(3)新たな来館者の開拓 (ア)訪日外国人への対応
    強化
    • 訪日外国人対策として店舗内の英語表記を強化。
     (アンテナショップ委託)
    1,210
    (0)
    【継続】(4)非常勤職員の配置観光・移住コーナー、催事スペース、ビジネスセンターの円滑な運営を図るため、アンテナショップに非常勤職員2名を配置。(岡山県も同様に2名配置)
    6,377
    (6,034)
    【継続】(5)アンテナショップ・ビジネスセンター入居物件関係アンテナショップの安定した運営を図るため、入居物件の賃料等を鳥取県・岡山県で折半して負担
    • アンテナショップ賃料
    83,033(83,033)
    • アンテナショップの施設修繕等
    1,987(3,800)
    85,020
    (86,833)
    【継続】(6)運営協議会負担金鳥取県・岡山県がアンテナショップの円滑な運営のために設置した運営協議会に対する負担金
    17,313
    (17,313)
    【継続】(7)アンテナショップを拠点とした情報発信の促進(ア)催事出展者支援金
    関係業務委託
    5,100(4,000)
    • 催事スペース、プロモーションゾーンの県内出店業者への支援。
    (出展事業者の募集・支援金の給付事務等を鳥取県物産協会へ委託)

    (イ)チャレンジ商品販売
    委託
    900(2,000)
    • アンテナショップで商品をテスト販売し、商品開発・改良等につなげるための県内事業者向け支援。
    (販路拡大・輸出促進課へ令達執行)

    (ウ)首都圏イベント特産品
    PRブース設置運営業務委託
    1,200(900)
    • 首都圏で開催されるイベント等へ販売ブースを出店し、鳥取県の特産品をPR。
    (アンテナショップ委託)
    7,200
    (6,900)
    【継続】(8)アンテナショップ報告会の開催アンテナショップの取組に関する県内事業者等向けの報告会を開催
    198
    (141)
    【継続】(9)その他(標準事務費)
    2,450
    (3,361)
    【廃止】※
    0
    (9,188)
    合計
    126,877
    (129,770)
    運営会議の開催、銀座料理飲食業組合連合会活用事業、アンテナショップ農林水産物PR事業、鳥取の新料理の開発&郷土食まつりの開催、アンテナショップを活用したイメージアップ、水木しげる展開催

    これまでの取組と成果

    これまでの取組状況

    鳥取県を体感していただくイベントなどを実施し、多くのお客様に鳥取の魅力を知っていただくとともに、首都圏のメディアを通じた情報発信により、県産品の認知度向上や鳥取ファンの拡大に取り組んだ。また、観光・移住コーナーを設置し、観光や移住の相談に対応した。

    これまでの取組に対する評価

    ・平成26年9月28日の開設から現在に至る創生期ともいえる期間、鳥取・岡山両県がお互いに手を携えて特産品、観光情報、移住定住情報等の発信を行い、今年9月12日、来館者数は150万人を超えた。

    ・現在でもオープン当初と変わらず「明るくキレイ」、「雰囲気がいい」、「お店に入りやすい」という来館者からの声を多くいただいている。

    ・3周年という一つの節目が経過し、今後を発展期とするため、「顧客満足度の向上によるリピーター及び新規顧客の増加に向けた経営体制の充実」、「情報発信拠点の強化のための施設整備」、「新たな来館者の開拓(インバウンドへの対応)」のための取組を進め、特産品、観光、移住定住に係る情報発信機能をさらに果たせる施設としていくよう、連携を強化していきたい。

    財政課処理欄


     過去の実績等を踏まえ、金額精査しました。

    要求額の財源内訳(単位:千円)

    区分 事業費 財源内訳
    国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    前年度予算 129,770 0 0 0 0 0 0 14,785 114,985
    要求額 126,877 0 0 0 0 0 0 12,964 113,913

    財政課使用欄(単位:千円)

    区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    計上額 125,189 0 0 0 0 0 0 13,611 111,578
    保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0