県内77箇所に設置している公衆無線LANのサービスを安定的に提供するとともに、利便性の向上のため、アクセスポイントの共通認証アプリへの対応を進める。
○公衆無線LANサービス(固定型)提供事業
公衆無線LANのアクセスポイント(固定型)のサービス利用料。特徴としては、無線LANのアクセスポイントの制御や運用、故障状況の確認のほか、災害時におけるホームページへの自動切替等を管理サーバー側で一元的に対応できる等保守管理に優れている。関西広域連合の進める共通認証アプリに対応し、無線LANサービスの利用を簡易に開始することができる。このように保守管理に優れるとともに利便性の高い公衆無線LANサービスを安定的に提供している。また、外国人観光客の利用状況を把握するためのログデータ集計(ビックデータの利活用)や管理機能を持ち、月次の報告を分析することで観光集客方針に役立てることができる。
○公衆無線LANサービス(固定型)改修事業
公衆無線LANサービス提供を行っているアクセスポイントのうち共通認証アプリに未対応なアクセスポイントを改修する。
○公衆無線LANサービス(LTE型)提供事業
公衆無線LANのアクセスポイント(LTE型)のサービス利用料。光ファイバー等の固定回線の引込の困難な箇所へLTE電波を利用して無線LANサービスを提供する。特徴は、固定型と同じ。
○どこでもモバイルインターネット事業
(モバイル型Wi−Fiルータ貸出)
空港等の観光案内所等で、外国人観光客のツアーに同行する旅行会社担当者や通訳等に県の整備したモバイル型Wi-Fiルータを貸出す。貸出しされたルータは、ツアーのバスの中で外国人が接続できるよう案内し、外国人観光客がツアー移動中にインターネットを利用できる環境を提供する。(通年22台+短期25台)。