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平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:総務管理費 目:県外事務所費
事業名:

鳥取県へ「いらっしゃい」事業

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総務部 関西本部 観光・情報発信チーム  

電話番号:06-6341-3955  E-mail:kansai@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算額 25,873千円 17,479千円 43,352千円 2.2人 0.0人 0.0人
30年度当初予算要求額 25,873千円 17,479千円 43,352千円 2.2人 0.0人 0.0人
29年度当初予算額 25,873千円 17,486千円 43,359千円 2.2人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:25,873千円  (前年度予算額 25,873千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:25,873千円

事業内容

1 要求概要

本県の観光客誘致や販路開拓にとって、大きな商圏である関西圏において、本県の魅力を幅広く発信し、好感度向上を図り、宿泊を伴う観光誘客を増加させるため、在阪(在関西)の媒体などを活用し、機動的にPR活動を行う。

2 事業背景

(ア)訴求対象として関西圏はきわめて重要
    • 県外からの観光入込客数では近畿地方がブロック別トップで約43.3%を占め、近畿地方でのPRが重要であるといえる。
    • ただし、近年は県内を舞台にした連続テレビ小説放映及び出雲大社遷宮後並びに昨年度の中部地震発生の影響から入込客数が減少傾向。
    入込客数対前年比鳥取県・関西圏の観光に関する話題
    平成22年度
    2,289千人
    増333千人、
    117.0%
    朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」放送
    平成23年度
    2,891千人
    増602千人、
    126.3%
    鳥取自動車道全線開通
    平成24年度
    3,700千人
    増809千人、
    128.0%
    まんが王国とっとり建国、(出雲大社遷宮)
    平成25年度
    3,441千人
    減259千人、
    93.0%
    都市緑化フェア、(出雲大社本殿遷座)
    平成26年度
    2,857千人
    減584千人、
    83.0%
    蟹取県ウェルカニキャンペーン開始、(北陸新幹線開業)
    平成27年度
    2,800千人
    減57千人、
    98.0%
    年度ベースで訪日客数2,000万人突破、(伊勢志摩サミット開催発表)
    平成28年度
    2,790千人
    減10千人、
    99.7%
    エアソウル運行開始、鳥取県中部地震

    (イ)関西圏における現況
    • 関西圏から、鳥取県と同程度の距離感で、話題性のある強力なライバルが多数ひしめいている。(北近畿・北陸・飛騨・中京圏・伊勢志摩・南紀・四国・瀬戸内など)
    • 一方、たとえば、もともと高度経済成長期の集団就職などで鳥取県から京阪神に多くの方々が移転し、その世代が60〜70代となって「人生を振り返りふるさとを懐かしむ」頃合いであるほか、その子世代・孫世代や、友人・知り合いなど、鳥取県にゆかりや親近感を抱く方々が多く魅力受信の素地があると期待できる。
    • さらに、鳥取自動車道の全線開通やスーパーはくと等の直通列車運行・時間短縮などでアクセスの利便性が向上しているほか、鳥取県特有の温泉、グルメ、日本遺産や歴史資産、ポップカルチャーなど一定の層に魅力度の高い素材が充実し、併せて都会生活では非日常と言える大自然を満喫できるなどの柔軟な魅力発信が可能。
    • 全国的にSNSによる個々人の発信が大きな影響を持つようになり、鳥取県だけでしか体験・体感できないような出会いの場を提供することにより、鳥取県の魅力を多くの方に発信できるチャンスが増えている。

     上記のような状況を踏まえ、近隣他県と連携しつつ、他地域との競争に埋没することなく積極的かつ継続的・機動的に情報発信し、関西圏で「愛される鳥取県」「おもしろい鳥取県」となっていくことが重要。

3 事業内容

(1)在阪マスコミ等活用
  • ・事業費8,046千円
  • ・在阪マスコミ、地元マスコミ等、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などを活用した通年での県内観光情報の機動的発信。
(2)旅行会社と連携した「鳥取県キャンペーン」
  • ・事業費2,160千円
  • ・旅行会社の店舗の一部を占有した店頭デコレーション、web等を活用した複合的な情報発信。
(3)県内団体等連携イベント
  • ・事業費7,069千円
  • ・関西圏在住者等に向けた、訴求力の高い会場(大阪駅等)を使用しての県内団体との連携によるPRイベント、ターゲットを明確に絞った形(学生、働く女性等)でのイベント等を実施する。
(4)高速道路活用
  • ・事業費4,716千円
  • ・サービスエリアでのパンフレット配架、フリー誌への広告掲載等を通じた高速道路利用客に対する情報発信。
(5)福利厚生マーケット活用
  • ・事業費1,000千円
  • ・関西圏の福利厚生事業団体と連携した会員向け情報発信・誘客企画の実施。
(6)インバウンド対策
  • ・事業費2,000千円
  • ・関西圏の外国人観光案内所等と連携したPRコーナー設置等による「鳥取県」の認知度向上・旅行意欲喚起のための情報発信等。
  • ・多数の訪日外国人等が参加する催事への出展参加。
(7)その他
  • ・「鳥取県ゆかりのマスコミ関係者」との意見交換会等を開催し、旬の情報を発信するとともに、今後の戦略的・効果的な情報発信のあり方等について指導いただき検討する。
  • ・関西本部メールマガジンの継続配信などによる地道な情報発信。

4 所要経費

項目30年度要求額29年度予算額増減
(1)在阪マスコミ
8,046千円
8,046千円
0千円
(2)旅行会社連携
2,160千円
2,160千円
0千円
(3)県内団体連携
7,069千円
7,069千円
0千円
(4)高速道路活用
4,716千円
4,716千円
0千円
(5)福利厚生活用
1,000千円
1,000千円
0千円
(6)インバウンド
2,000千円
2,000千円
0千円
諸経費
882千円
882千円
0千円
合計
25,873千円
25,873千円
0千円

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

・関西圏のマスコミ媒体(テレビ、ラジオ、新聞、雑誌等)を活用した情報発信として、広告掲載や連携イベント実施などのPRを展開した。
・今年度は旅行雑誌とも連携し、春から夏にかけては鳥取県でのアクティビティを中心としたPRに取り組み、旅行会社等からの評判も良かった。
・在阪ショッピングモールにおいては、夏休みに向けた観光PRとして県内各団体とタイアップしたイベント、秋には大阪駅でのお花展示イベントに合わせてとっとり花回廊と連携したデザイン花壇出展、中四国9県合同の広域連携を図った観光物産展(鳥取県は旬の二十世紀梨を販売)を開催した。
・4年目となる「蟹取県ウェルカニキャンペーン」については、訴求力のきわめて高い大阪駅や、各種媒体広告を活用して多面的にアピールした。
・高速道路活用策としては、関西圏のサービスエリアにおいて、ドライバーや同乗者に向けたパンフレット類の配架やフリーペーパー広告などによりPRを実施した。
・このほか、関西圏の福利厚生事業会社と連携し会員企業の従業員に向けた情報発信、各種イベント等における鳥取県観光PR出展などを展開した。
・インバウンド対策として、訪日客を多数受け入れている在阪の宿泊施設において折り畳みモデルコースマップ(28年度作成)の配架、コンシェルジュデスクに鳥取県観光情報資料を置いていただくなどの協力を得たほか、訪日客が宿泊するホテル等で配布していただいた。
・関西本部メールマガジンの継続配信(週1回)などによる地道な情報発信。

これまでの取組に対する評価

・特に大阪駅など、一日100万人を超える利用者に一斉にPRできる機会を適宜機動的に実施した。
・春夏に向けての鳥取県でのアクティビティ、星取県や大山開山1300年祭など新たな観光素材を積極的に広報等を行い、関西圏の方、旅行会社等に対しPRができた。
・高速道路においては、サービスエリアにパンフレット類を常備(配架)しており、特に鳥取県観光ガイドマップは約1か月で平均的に数百部程度を補充しており、多数の利用客に活用されている。
・観光連盟等の団体とも連携し、広報やイベント等を実施することでより効果的なPRを実施することができ、新たにショッピングモール等でイベントが実施できるなど広報域を広げることもできた。
・28年度に新たに作成した関西国際空港から鳥取県へ誘導する折り畳みモデルコースマップは、在阪の宿泊施設や外国人観光案内所を中心に多数活用された。

工程表との関連

関連する政策内容

観光誘客に向けた情報発信

関連する政策目標

関西圏での本県の認知度向上と更なる誘客のために、イベントや媒体での効果的な情報発信等、本県経済に寄与する取組を引き続き実践する。


財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 25,873 0 0 0 0 0 0 0 25,873
要求額 25,873 0 0 0 0 0 0 0 25,873

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 25,873 0 0 0 0 0 0 0 25,873
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0