現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和5年度予算 の 輝く鳥取創造本部のとっとりスタイルニューツーリズム「たたら資源等活用」推進事業
令和5年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:商工費 項:観光費 目:観光費
事業名:

とっとりスタイルニューツーリズム「たたら資源等活用」推進事業

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

輝く鳥取創造本部 日野地域振興局 地域振興課中山間地域連携担当 

電話番号:0859-72-2082  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
令和5年度当初予算額 1,614千円 6,238千円 7,852千円 0.8人 0.0人 0.0人
令和5年度当初予算要求額 1,614千円 6,238千円 7,852千円 0.8人 0.0人 0.0人
R4年度当初予算額 1,614千円 6,309千円 7,923千円 0.8人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:1,614千円  (前年度予算額 1,614千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:1,614千円

事業内容

1 事業の目的・概要

豊かな自然やたたらなど地域資源の磨き上げを行い、地域が連携して情報発信することにより、日野郡全体の認知度向上と交流人口の増加を図る。日野郡が活力ある地域として発展するために資する事業。

2 主な事業内容

(1)地域の誇り「たたらの里」磨き上げ事業【564千円】

    日野郡の歴史的資源である「たたら」を活用し、磨き上げを行い、認知度の向上と交流人口の増加を図る。
(単位:千円)
細事業名
内容
要求額
前年度予算額
前年度からの変更点
地域の誇り「たたらの里」磨き上げ事業・ミニたたら操業体験(広域的な普及啓発)

・地域伝承調査(情報発信素材収集)

564
564
なし
合計
564
564
    (2)日野郡ニューツーリズム推進事業【1,050千円】

    日野郡広域交流促進協議会が行う地域資源の磨き上げやツアー造成、情報発信事業に対し助成する。

    <内容>

    ・観光メニューを造成していくため、観光素材をモニターツアー等で磨き上げていく「磨き上げ事業」

    ・日野郡広域での「情報発信事業」

(単位:千円)
補助金名
補助対象事業・補助対象経費
実施主体
県補助率
(上限額)
要求額
前年度予算額
前年度からの変更点
日野郡ニューツーリズム推進事業補助金エコツーリズムメニュー造成・磨き上げ等、情報発信に要する経費日野郡広域交流促進協議会
1/2
1,050
1,050
なし
合計
1,050
1,050

背景

奥日野地域は、古くから良質の砂鉄が採れ、豊かな森林に恵まれていたため、「たたら製鉄」が盛んに行われ、印賀鋼に代表される玉鋼の全国有数の産地だった。
     近年、日野郡内では「たたら製鉄」により繁栄した郷土の歴史を顕彰し、奥日野の魅力の一つとして磨き上げようという機運が高まり、民間団体と行政が連携して普及や顕彰を進めた結果、「たたら」が日野郡の魅力の一つとして定着しつつある。
     また、平成30年度から米子市内で「ミニたたら操業体験会」を行い、日野郡外での「たたら」の認知度向上を進めている。
     「たたら」を日野郡の魅力の一つとして磨き上げようとする機運や動きを絶やすことなく、県西部地域での「たたら」の認知度を向上するためには、継続的な普及・啓発が必要である。
     また、観光素材としては「たたら」の活用も行われ始めているものの、旅行商品として催行されるには至っていない。今後は「たたら」を軸として、日野郡の美しい自然を生かしたアウトドアコンテンツなども活かしながらエコツーリズムを推進していく。
     誘客に関して、コロナ禍前は県外の団体客をターゲットにしてきたが、withコロナを見据えたマイクロツーリズムの考えのもと、近距離での旅行需要が増えてきている。令和4年度は、コロナ禍であることを鑑みて情報発信に力を入れて取り組んでおり、このような状況下であっても地域の賑わいを絶やすことなく、交流人口の増加を図るため、日野郡外の関係団体と連携した情報発信にも努めている。
     今年は著名なテレビ番組において日野郡のたたらが取り上げられるなど、全国的に注目を集めており、この機会を逃すことなく令和5年度はこれまでに発信してきた情報をもとに、日野郡へ実際に足を運んでいただけるよう、引き続き日野郡近郊へ魅力を発信していく。


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

(1)「たたら」の普及・啓発の取組みについて
<事業目標>
●伝承調査の蓄積と普及・啓発活動を行い、歴史文化資源としての「たたら」の重要性と「日野郡」の認知度向上を図ること。
<取組状況>
●平成24年度は、たたらのリーフレットの作成と配布を行い、平成24〜29年度は「たたら学習会」や「たたら操業体験会」を開催した。平成30年度から米子市内で「ミニたたら操業会」を実施し、令和元年度から日野郡等で伝承調査を行っている。
<改善点>
●令和5年度は、「ミニたたら操業体験会」の実施場所を米子市周辺から県西部地域に改め、県西部地域の歴史や自然に大きな影響を与えた「たたら」の認知度向上を目指す。

(2)日野郡ニューツーリズムの取組について
【磨き上げ事業】
<事業目標>
●地域資源を磨き上げ、観光素材として活用すること。
●実施したモニターツアーが商品化されること。
●県西部地域の方の日野郡に対する認知度向上。
<取組状況>
●毎年ターゲットと内容を変えながら継続してモニターツアーを実施。令和4年度は各町と連携して企画を作成し、これまで商品化されてない観光メニューについてツアーを実施予定。
●夏と秋のイベント情報を集約したチラシを作成し、マイクロツーリズムの観点から、郡内へは新聞折込を行い、西部地域へは主要施設への配架を行った。
<改善点>
●コロナ禍で近距離の旅行ニーズが高くなってきているため、そこに焦点を絞って事業を行う。

【情報発信事業】
<事業目標>
●日野郡の誘客に資する情報を届ける。
<取組状況>
●広域観光マップは毎年更新し、令和4年度からは県外高速道路のSAへも配架を行っている。また、鳥取県広報連絡協議会が実施する「ふるさと来LOVEとっとり」パンフレット同封サービスを活用し、県外への情報発信を行った。
●令和4年度は、グーグルマップを活用した情報発信の強化のため、登録支援セミナーを開催予定。
●フリーペーパーを活用し、日野郡外への情報発信に取り組んでいる。
<改善点>
●今までの情報発信スタイルにとらわれず、都度、最適な広報媒体を選択し、また、所要の対策を行う。

これまでの取組に対する評価

(1)「たたら」の普及・啓発の取組みについて
●これまでの取り組みが地域活動団体の調査やフォーラム等開催や解説資料作成、展示施設充実等に結びつき、「たたら」が日野郡の重要な歴史文化資源であることが郡内では定着してきた。
●令和3年度にたたら製鉄の技術を伝える「鉄山秘書」の著者「下原重仲氏」の没後200年を記念するツアーやフォーラムを江府町で開催し、日野郡内のすべての町において「たたら」が日野郡全体の歴史文化的資源であり、日野郡の観光資源として再認識され始めた。
●平成30年度からは郡外での広域的な普及活動に取り組み、認知度が高まりつつある。

(2)日野郡ニューツーリズムの取組について
【磨き上げ事業】
●平成26年度から県外旅行会社と連携してモニターツアーを実施。その結果、商品化された本ツアーに日野郡のスポットを入れてもらえるようになった。
●令和3年度は、新型コロナウイルス感染症の影響によりモニターツアーの催行は中止したが、旅行業者との企画の検討を通して、季節を問わず催行可能な企画の造成につながった。令和4年度は、この内容を取り入れたモニターツアーの実施を予定している。

【情報発信事業】
●パンフレット、チラシ等を作成して配布、配架などを行ってきた。令和4年度は、パンフレットを県外高速道路のSAへ設置し、追加発送の依頼が度々あるなど、一定の成果がある。
●ご当地グルメ「たたらんち」のホームページや本協議会事務局が管理するFacebookを活用して、旬の情報を発信している。
●令和4年度は、マイクロツーリズムの観点から日野郡及び日野郡周辺地域へ向けた情報発信に加えて、コロナ収束後の誘客促進のため、県外へ向けた情報発信も行っている。
●令和3年度に作成した日野郡PR動画を活用した情報発信に取り組んでおり、この情報発信をきっかけとして、県外SAでのイベント参加や鳥取県観光連盟HPでの情報発信の機会を得た。


財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 1,614 0 0 0 0 0 0 0 1,614
要求額 1,614 0 0 0 0 0 0 0 1,614

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 1,614 0 0 0 0 0 0 0 1,614
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0