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令和5年度
6月補正予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:商工費 項:観光費 目:観光費
事業名:

アドベンチャーツーリズム等を活用した高付加価値なインバウンド誘客事業

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輝く鳥取創造本部 国際観光・万博課  

電話番号:0857-26-7221  E-mail:kokusaikankou@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
現計予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人
補正要求額 20,000千円 3,899千円 23,899千円 0.5人
20,000千円 3,899千円 23,899千円 0.5人

事業費

要求額:20,000千円    財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:20,000千円

事業内容

1 事業の目的・概要

 アフターコロナの誘客戦略として、本県の豊かな自然を活かしたアドベンチャーツーリズム等の強化により、高付加価値旅行者など多様な層の誘客促進を図り、世界レベルの観光地への磨き上げを行う。

2 主な事業内容

(単位:千円)
細事業名
内容
要求額
高付加価値旅行層の取り込みに向けた地域と連動した観光地づくり
<富裕層向け(インバウンド)>
 高付加価値旅行層(着地消費額100万円以上/人)は、訪日旅行社全体の1%(29万人)に過ぎないが、消費額は11.5%(5,500億円)を占めるなど、誘致による経済効果が極めて高い。
 観光資源等の磨き上げにより、高付加価値旅行層の取り込みを図る。

高品質な映像コンテンツ等を作成し、文化的な背景と共に発信するなど富裕層に訴求力のある取組を実施。
 ・富裕層向けPR動画等(英語版)作成
 ・情報発信 など
8,000
アドベンチャーツーリズムの推進
<年齢層共通(インバウンド)>
アドベンチャートラベル・ワールドサミット(ATWS)2023北海道(9月11日〜14日)への出展

〇アドベンチャートラベル・ワールドサミットの概要
 アドベンチャートラベル・ワールドサミット(ATWS)は、アドベンチャートラベルを推進する世界最大の組織であるアドベンチャートラベル・トレード・アソシエーション(ATTA)が主催する世界最大のATイベント。
 約60カ国から旅行会社やメディア、ツアーオペレーター、アウトドアメーカー、政府観光局、観光協会、DMOなど約800人が参加し、期間中にATツアー体験や講演会、セミナー、商談会等が行われる。
 アドベンチャーツーリズムの世界市場規模は70兆円を超えると言われており、旅行者の消費額が大きく、地域への経済効果も高い。ATWSへの参加により世界中のAT関係者等とのネットワークを構築でき、本県アドベンチャーツーリズムの世界に向けたPRに期待できる。

2,000
SNS情報発信事業
<若者層向け(国内)>
トラベルインフルエンサーを招聘し、モデルコースWEB記事制作など、SNSによる情報発信を行う。
<鳥取県観光連盟への委託>

【ターゲット】F1層(20歳〜34歳の女性)
【発信内容】食パラダイス、温泉、パワースポット等
2,000
体験予約サイトと連携した個人旅行者向け誘客促進事業
<若者層向け(国内)>
体験予約サイトとの連携による若者層向けの誘客プロモーションを実施する。
・着型観光メニューの割引クーポン発行等
<鳥取県観光連盟への委託>

【ターゲット】F1層(20歳〜34歳の女性)
M1層(20歳〜34歳の男性)
【対象】体験予約サイトに登録されている県内の体験・アクティビティ
【割引率等】1/2、割引上限3,000円
【割引期間】9月〜11月(予定)
2,000
WEB旅行会社と連携した個人旅行者向け誘客促進事業
<シニア層向け(国内)>
会員制WEB旅行会社との連携による主にアクティブシニア向けの誘客プロモーションを実施する。
・会員誌への鳥取県特集ページ掲載
・専用ネットページによる情報発信等
<鳥取県観光連盟への委託>

【ターゲット】F3層(50歳以上の女性)
       M3層(50歳以上の男性)
【発信内容】カニ、温泉等
3,000
個人旅行向けWEBページ広告宣伝支援補助金
<年齢層共通(国内)>
旅行会社を通じた個人旅行社誘客促進のための広告宣伝支援(食パラダイス、温泉、観光地等)
<実施主体>鳥取県観光連盟
<補助率>10/10
<補助金額>A4サイズ相当で4ページ以上の掲載で100千円
(1)〜(4)の支援条件を満たす鳥取県への誘客を目的に公開される観光情報(特集ページ)をホームページに掲載した場合、広告宣伝支援を行う。

(1)1か月以上掲載すること。
(2)県が指定するもの及び鳥取県観光連盟が必要と認めるコンテンツが盛り込まれていること。
(3)Webページに移動するバナーを当該旅行会社ホームページのトップページ又は国内旅行トップページに設置すること。
(4)Webページ内には、鳥取県への旅行商品予約が完結できる導線を確保すること。
3,000
合計
20,000

    参考(観光庁「地方における高付加価値なインバウンド観光地づくり」)

     本年3月に観光庁の「地方における高付加価値なインバウンド観光地づくり」のモデル観光地に、鳥取・島根エリアが認定された。

     令和5年度は、国の支援を受けながら、主にマスタープランの策定と地域経営体制を構築し、これから5か年程度のスパンで、アドベンチャーツーリズム等の観光資源の磨き上げ、コンシェルジュ等の人材育成、ヤド等の受入環境整備など世界レベルへの観光地への磨き上げを行い、ハイエンドの誘客促進を行う。

    (国の支援内容・取組)
    ・市場調査の実施、マーケティング戦略策定(ターゲット設定、ニーズの把握等)
    ・専門人材(ファイナンス、観光コンテンツ、デベロップメント、ブランディング等)の派遣による戦略・マスタープラン策定
    ・ハイエンドコンテンツの造成(企画・プロデュース、モニターツアー、実証、広報)

    〇磨き上げを行う主なコンテンツ
    ・鳥取県の豊かな自然を活用したアドベンチャーツーリズム
     大山を始めとする自然を活用したスピリチュアル・ヒーリング(うまれかわりの体験)、ブナの原生林が育む豊かな水がもたらす恵みを知る旅などのアドベンチャーツーリズム。
    ・大山山麓の水と土によって育まれる食材
     鳥取和牛、日本海味覚の王松葉ガニ、クロマグロ、野菜、天然菌類、果物など。
    ・心を清めるトレッキングや温泉体験
     日本一危険な国宝「投入堂」への修験の道を登る行者体験、世界屈指のラドン泉でのメディカルツーリズム、白壁土蔵のレトロな街並みで伝統工芸に触れる癒しの旅 など。


    これまでの取組と成果

    これまでの取組状況

    ・観光庁「地方における高付加価値なインバウンド観光地づくり」と連動し、誘致による経済効果の高い高付加価値旅行層をターゲットとした取組により消費額の増加を目指す。
    ・多様化した旅の形態に対応した個人旅行者向けの誘客対策としては、本県への宿泊者数に締める割合が比較的低い年代である若者層(F1・M1層)をターゲットに設定した食パラダイス、温泉、自然、パワースポット等をキーワードにした誘客のテコ入れを図る。
    ・本県への宿泊者数に締める割合の最も高いシニア層(F3・M3層)に対しても、カニや温泉をキーワードとした更なる誘客促進を図る。

    これまでの取組に対する評価

    ・高付加価値旅行層(着地消費額100万円以上/人)は、訪日旅行社全体の1%(29万人)に過ぎないが、消費額は11.5%(5,500億円)を占めている。
    ・コロナ禍を経て、本県においても、来県者数や宿泊者数だけをKPIとするのではなく、いわゆる高付加価値旅行層をターゲットとした消費額増を目指す取組へのシフトチェンジが重要である。

    財政課処理欄


    要求額の財源内訳(単位:千円)

    区分 事業費 財源内訳
    国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    現計予算額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    要求額 20,000 0 0 0 0 0 0 0 20,000

    財政課使用欄(単位:千円)

    区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    計上額 20,000 0 0 0 0 0 0 0 20,000
    保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0