中山間地域の医療人材確保対策検討事業

　（中山間地域の医療関係者や医療を受ける立場からの声の例）
・病院勤務医が高齢になっており、大学からの医師派遣も限られる中、今後の医師確保を懸念。
・県派遣医師が増え助かっているが、義務年限終了後の定着につながらず、将来病院を担う中堅医師の不足を懸念。
・複数の市町村立病院で医師を共同雇用する仕組みを調整中であり、県の支援をお願いしたい。
・医師の働き方改革への対応を含め、特定行為ができる看護師を増やしていきたいが、看護師の体制に余裕がなく、長期の研修に行かせることが困難。
・診療所の医師も高齢化が進んでおり、将来的に身近に医療を受けられなくなることを懸念。

＜主な検討事項＞

・効率的な医療人材確保策（圏域で医療人材を確保する仕組、診療科間の連携、ICTの活用など）

・総合診療医など特に需要の大きい診療科医師の育成・確保策

・県派遣医師の定着対策

・看護師確保・支援策（訪問看護師含む）

・地域枠のあり方

・市町村との連携　など

＜メンバー＞

・市町村立病院・診療所の長、市町村担当部局長

・鳥取大学医学部（附属病院長、医学部長）

・鳥取大学地域医療関係者（地域医療支援センター、地域医療学講座）

・県立病院長

・県医師会長、各地区医師会長

・県看護協会長

・鳥取県

＜スケジュール＞

令和５年７月（第１回）　…現状及び課題の共有

同年１０月（第２回）　…確保策の検討

令和６年３月（第３回）　…とりまとめ

＜所要経費＞

　１，５０３千円　（委員謝金および旅費）