1 事業の目的・概要
災害対策室及び緊急事態対処センターは災害時に災害対策本部等を設置し、情報収集及び災害対策指示を行っている。
この災害対策室等に設置している映像音響設備は、本部会議に利用するだけでなく、情報収集及び映像配信等に利用しており、他機関との情報共有には欠かせないものである。
この映像音響設備は平成25年度に設置しているが、老朽化による故障が増加しており、災害時の安定運用を行うため、改修・更新及び機能強化を行い、災害対応力の向上を図るものである。
令和6年度については、令和5年度11月補正で繰越した実施設計を行うため、休止するもの。
2 主な事業内容
要求額0千円(前年度要求額:7,300千円:11月補正で繰越済み)
概算事業費 279,020千円(R5:7,300千円、R6:0千円、R7:271,720千円)
令和5〜6年度:実施設計 7,300千円(令和5年度当初予算)
令和7年度:更新工事 271,720千円(令和7年度要求予定)
3 現状及び問題点
本業務と同時進行で行っている災害対策本部の運用検討において、図上訓練やこの夏の台風第7号など実災害対応での教訓等を踏まえた事務局編成の再整理や、応援機関の受援体制の強化に伴い、災害時の第2庁舎(主に3F,4F全室)や本庁舎内の共用会議室の利用計画について見直しを行っており、これらの検討結果を映像音響設備の整備内容に反映させるべきと考えることから、当初の想定よりも時間を要している。
実施設計を令和5〜6年に実施し、令和7年度工事完了を目指す。
参考
財源には緊急防災・減災事業債の活用。
現在の充当率 100%(うち交付税措置率 70%)