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令和6年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:民生費 項:社会福祉費 目:障がい者自立支援事業費
事業名:

とっとり手話フェス2024(全国高校生手話パフォーマンス甲子園等)開催事業

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福祉保健部 障がい福祉課 社会参加推進室情報アクセス担当 

電話番号:0857-26-7682  E-mail:shougaifukushi@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
当初予算額 50,755千円 2,947千円 61,527千円 1.0人 1.0人 0.0人
当初予算要求額 50,755千円 2,947千円 53,702千円 1.0人 1.0人 0.0人
前年度当初予算額 31,977千円 10,671千円 42,648千円 1.0人 1.0人 0.0人

事業費

要求額:50,755千円  (前年度予算額 31,977千円)  財源:単県 

政策戦略査定:計上   計上額:50,755千円

事業内容

1 事業の目的・概要

全国で初めて手話言語条例を制定した”手話の聖地”鳥取県で、「言葉の壁を越えて憧れる手話の大会」である全国高校生手話パフォーマンス甲子園をはじめとした、総合的な手話言語啓発イベント「とっとり手話フェス」を開催することで、次の時代の主役である高校生の手話言語に携わる道への関心を高めるとともに、これまで手話とかかわりのなかった層や若年層にも広くアプローチし、手話言語の魅力・素晴らしさを体感できる機会を設けることによりろう者と聞こえる人が互いに理解し共生する社会の構築や未来の手話に携わる人材確保を図る。 

2 主な事業内容


    【予算要求額】 50,755千円(単県)

    【とっとり手話フェス事業一覧】
                                                                               (単位:千円)
    主な事業内容
    手話パフォーマンス甲子園実行委員会負担金 50,755千円
    ■とっとり手話フェス実施事業(令和6年9月に米子市内をメイン会場にして開催予定)について
      ア 主催:手話パフォーマンス甲子園実行委員会
      イ 主なイベント
        ・全国高校生手話パフォーマンス甲子園
         全国の高校生が手話言語を使った歌唱・ダンス・演劇・漫才などのパフォーマンスを競い合う大会で、予選審査を通過したチームが9月の本大会に出場するとともに、本大会の前日には、出場チーム、来賓等参加の交流会を開催する。
        ・音のない世界の体験会(ダイアログ・イン・サイレンス)
         きこえない・きこえにくい方の進行で、ジェスチャーやボディーランゲージ等、声に頼らないコミュニケーション手法について楽しみながら“言葉の壁”を越える表現方法の気づきの場となる体験会を開催する。
        ・きこえない人、きこえる人が楽しめるアート体験会
         手話言語をイラスト化するアート作品の講師と来場者が、楽しみながら手話イラスト作品の共同制作を行うことで幅広い層に手話言語をより親しみやすく身近なものとして感じてもらうことを目的として開催する。
      ウ その他(奉迎対策費)
        ・関係機関との協議や奉迎に要する経費(御視察経費等)
      ※R5年度は日本財団の助成金があったため、総事業費は65,615千円となった。
       (非常勤人件費を除く)

3 前年度からの変更点

(1) 第10回大会を終え、更に手話言語普及推進の裾野を広げるため、今まで1部門で競っていたパフォーマンスを2部門に変更
(2) 手話パフォーマンス甲子園をはじめとした総合的な手話言語啓発イベント「とっとり手話フェス」を連続した日程で開催し、相互のイベントに参加 しやすくすることで、より手話言語への関心を高める。
(3) 地元での大会の認知度が上がってきたため、大会記録番組の制作を中止し、公式動画チャンネルでのコンテンツ発信を強化する。
(4) 大会入賞者へ贈る副賞の見直し
(5) 若年層への普及推進及びとっとり手話フェス参加申し込み等の利便性を図るため、より親しみやすいとっとり手話フェス公式HPを運営


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

・ ろう者とろう者以外の者がお互いに理解し共生する社会を築く「鳥取県手話言語条例」の理念に基づき、次の世代を担う全国の高校生が手話言語を使って様々なパフォーマンスを行い、多くの人々に手話言語が優れた意思疎通の伝達手段であることを伝え普及啓発を図るとともに、手話パフォーマンスを通じた交流や地域の活性化を進めることを目的として、これまで「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」を手話の聖地である鳥取県で開催してきたところである。

・ これまでの開催回数は10回を数え、その間、全国でも手話言語条例を制定する自治体が増えるとともに、学校や職場、普段の生活でも手話を目にし、学ぶ機会も増えてきているが、まだその途上にあり、昨年9月の障害者権利条約の障害者権利委員会からも「あらゆる分野において手話を利用及び使用する機会を促進すること」との勧告が行われたところである。

・ 手話言語の更なる普及は喫緊の課題であり、これまでの「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」を上回る手話言語の普及のコンテンツが求められることから、令和5年度に鳥取県で開催された「とっとり手話フェス」の成果も踏まえ、手話言語について、多くの人々の注目や関心を集め、魅了する歌唱やダンスに着目し、それらと手話パフォーマンスを融合させた「とっとり手話フェス2024」を実施することで、手話言語への理解促進、普及啓発を加速させ、学校教育や日常生活で誰もが手話であいさつや簡単なやりとりなどができる社会に近づくことを目指す。

これまでの取組に対する評価

・ 全国で初めて手話言語条例を制定した「手話の聖地」である本県における手話言語の理解・普及に向けた取組として、全国に情報発信ができる非常に重要な大会である。

・ 高校生による手話パフォーマンスの大会は、全国で唯一の取組であるとともに、第10回大会をもって全国47都道府県からの参加を達成するなど認知度は高まっており、若い世代に手話を身近に感じてもらえる場・機会の提供や、大会を通して全国各地できこえない人・きこえにくい人・きこえる人との交流をうむ契機となり、手話言語の普及のための大会開催の意義は非常に大きいものである。

・ 大会の認知度の高まりは、手話言語に関する事業者・通訳者等にも「手話の聖地 とっとり」のイメージを強く印象付ける結果となり、新規事業のモデルケースなどの協力依頼を呼び込み、聴覚障害関連の最新情報が得やすい環境につながっている。

・ 「手話の聖地 とっとり」としての象徴的な取組として、手話パフォーマンス甲子園だけではなく、発信力の強い手話関連事業を一体的に実施することで手話パフォーマンス甲子園のブランド力を更に高め、あわせて本県全体のブランド力の向上にも貢献している。

財政課処理欄


 財源に寄附金(企業版ふるさと納税)を充当しました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 31,977 0 0 0 0 0 0 0 31,977
要求額 50,755 0 0 0 0 0 0 0 50,755

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 50,755 0 0 10,000 0 0 0 0 40,755
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0