これまでの取組と成果
これまでの取組状況
鳥取県地域医療介護総合確保基金を活用して、病床の機能分化・連携、在宅医療・介護の推進、医療従事者の確保・勤務環境の改善など、地域医療に係る課題解決に向けた取組を推進する。
これまでの取組に対する評価
(平成26年度以降の主な実績)
○急性期から回復期等への病床転換による医療機関の機能分化や、ICTによる医療機関の連携ネットワークの整備が促進された。
・高度急性期・急性期から回復期への病床転換:500床程度(H26〜R4)
・県立中央病院に「心臓病センター」「脳卒中センター」を新設(H30)
・県立厚生病院に「がん患者支援センター」を新設(R1)したほか、鳥取赤十字病院の放射線治療棟の増改築を実施(R2)
・電子カルテ相互閲覧システム「おしどりネット」参加医療機関:149機関(R5.3時点)
○訪問看護師等の医療従事者の養成、在宅医療(歯科)連携拠点の整備、多職種連携推進のための研修実施、在宅医療の推進に必要な施設・設備の整備等により、在宅医療を推進する上での体制整備が進んだ。(R4.3時点)
・在宅医療連携拠点の整備:3箇所(東部・中部・西部の各地区医師会)
・在宅歯科医療連携拠点の整備:4箇所(県歯科医師会及び東部・中部・西部の各地区医師会)
○院内保育所の運営や医師事務作業補助者の配置等に対する支援により、働きやすい職場環境が整備された。
・院内保育所運営費の支援:7医療機関(R4)
・医療従事者の勤務環境改善への相談窓口(勤務環境改善支援センター)の設置:1箇所(県医師会に委託)
・病院勤務医師数の増加:1,088人(H27.1)→1,175人(R5.1)
・病院勤務看護師数の増加:5,412人(H26.12)→6,074人(R5.6)